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『Re:vision: タスクリストとアウトライン』が発売されました #revision

Tak.さんとの共著(あるいは共同パブリッシング)である『Re:vision: タスクリストとアウトライン』が本日発売となりました。

『Re:vision: タスクリストとアウトライン』

Kindleストアのみでの発売で、Kindle Unlimitedにも対応しております。

テーマは副題にある通り、「タスクリスト」と「アウトライン」です。もう少し言うと、デイリータスクリストと執筆におけるアウトラインの使い方の話をしております。

目次は以下の通り。

  • Chapter 01 デイリータスクリストのススメ(倉下)
  • Chapter 02 デイリーアウトライン(Tak.)
  • Chapter 03 デイリータスクリストの使い方(倉下)
  • Chapter 04 デイリーアウトラインの運用(Tak.)
  • Chapter 05 Re:vision式執筆(倉下)
  • Chapter 06 Re:vision(Tak.)
  • Chapter 07 意志を刻む道行きの中で(倉下)

より詳しい目次は、次のポートフォリオサイトを確認してください。

『Re:vision: タスクリストとアウトライン』 – 倉下忠憲のポートフォリオ

変わった本

本書は、実に「変わった」本です。

まず、実用的な話を基調としながらも、そうでない話にまで射程が伸びています。というか、そこに射程を延ばすために実用的な話をしている側面すらあります。でも、両方の話が大切なのだ、というのが著者二人の共通の思いです。

次に、構成が奇妙です。奇怪とすら言えるかもしれません。まっすぐに、スムーズに話が流れはいきません。一方で、てんでバラバラというわけでもありません。実に複雑な流れができています。これはもう、著者二人ともが「変わったことが好き」というひねくれ者だからでしょう。ひねくれ者のたし算は、相殺されることはなく、むしろ傾向を増長させてしまうようです。

とは言え別に、奇怪さを求めているわけではありません。言い換えれば、別に遊びでこういう奇妙な構成を作っているわけではありません。そこにはしかるべき意図と想いがあります。こういう形に成らざるを得なかった、という偶然的必然性が宿っているわけです。そのおかげで、それぞれの著者単独では決して書き上げようながなかった本になったと思います。ある種のキュービズムすら感じる構成です。

最後にメッセージが反抗的です。「初志貫徹」的なマインドセットを本書は(半分)棄却しています。一方で、「自由に好きにやればいい」というマインドセットもまた(半分)棄却しています。その上で、その中庸を採る、というのではなく、一つ上の階層に立って、それぞれのマインドセットを一つ下の階層に置く試みを行っています。

私たちは意志を持って何かに取り組む存在であると共に、いやおうなしに現実や状況に巻き込まれてしまう存在でもある。その両方を決して見逃さない視点を本書では提示しています。

……みたいなことを書くと、ずいぶん思想的な本に思えるかもしれませんが、基本的に8割くらいは実用的な内容になっています。しかも、すこぶるリアルな実用書です。

別に効率が10倍になったり、年収が10倍になったり、戦闘力やMPが10倍になったりはしません。きらびやかなビジネス書が謡うさまざまな「メリット」は、本書ではいっさい顔をのぞかせません。ごくごく平凡に、しかし少しの「意志/意思」を持って一日に(あるいは人生に)望むためのベーシックな手法と考え方が提示されているだけです。

もし、そのような手法と考え方に興味があればぜひ一読ください。きっと何かしらヒントが見つかると思います。

あと、もしよければご感想等をいただけると嬉しいです。なにせ「奇妙」な本なので、著者二人もどういう反応をいただけるかわりとドキドキしております。

では、今年一年もよろしくお願いいたします。

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