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Logseq、こんにちは その2

前回:Logseq、こんにちは その1

Logseqのエディタ部分はアウトライン機能が使えるようになっている。Roam Researchと同じだ。

アウトライン機能とは、

  • キー操作でインデント/アウトデントが作れる
  • インデントした項目を「子」として扱える(移動操作をまとめて行える)
  • インデントした項目を「隠す」ことができる
  • 特定の項目にフォーカス(ズーム)することができる

のような機能群のことである。ここでわちゃわちゃ解説するまでもなく『アウトライナー実践入門』をご覧いただければ一番だろう。

ともかく、この操作ができるとすこぶる便利だ。細かい内容はすべてインデントして下位の要素にすれば視覚的に「この話は、このグループに属するもの」と明示できるし、用が済んだら下位要素はすべて「隠し」ておけばいい。情報を取り回すという感覚がたしかにこの操作にはある。

おそらくこの操作をどれだけ重視するかで、Logseqに愛着がわくか、それともObsidianでも別に構わないという感覚になるのかが分岐するだろう。個人的には愛着派ではあるが、もちろん他人に無理強いするようなものではない。好みで好きに使えばいい。

とは言え、こうした機能を使うならばぜひともショートカットキーは覚えておきたい。そこで機能と共にキーを紹介しておこう。

インデント・アウトデント

その行を一段下に落とすのがインデントであり、一段上に上げるのがアウトデントである。非常に簡単な操作であり、tabキーがインデント、shift + tabキーがアウトデントを担当する。

ちなみに、何もインデントされていない行をアウトデントすることはできない。また、連続してインデントを実行しても何も起こらない。つまりある項目の直下に作れるのは一段階のインデントまでである(親族関係で言えば、孫は直接は作れない)。

とりあえず、ある項目をインデントすると、その項目の上にある項目の「子要素」となるとだけ覚えておこう。そうすると、それら項目全体が一つの「ブロック」となる。

隠す・表す

そのブロックの「中身」を隠す・表す操作は、認知資源のコントロールという意味で非常に重要である。簡単に言えば、「気が散る要素」は表示を隠してしまえばいい。この「隠す・表す」は、「閉じる・開く」という言い方もするし、「折り畳み・展開」という言い方もする。どんな呼び方でもニュアンスは共通しているだろう。

マウスの操作では、ブロックの先頭部分に三角形が表示されるので、それをクリックするとブロックの中身が展開されたり、折り畳まれたりする。このように状態が入れ替わることを「トグルする」と呼ぶ。覚えておくと便利だ。

ショートカットキーでは、先頭行にカーソルがある状態でcommand + ↑ or ↓でブロックの開閉が行われる。これは頻繁に使われる操作なので(もし使っていないなら、今日から頻繁に使おう)、ぜひとも指先にインストールしておきたい。

行移動

もう一つよくある操作が、項目の上下移動である。マウス操作では、行の頭にある黒い丸記号(bulletと呼ばれることが多い)をクリックし、移動したい場所にドラッグすることでその移動ができる。これは外科医の手術とまでは言わないが、なかなか慎重な操作を求められる点で若干認知資源を消費する。

一方でショートカットキーであれば、移動したい行でshift + command + ↑ or ↓で移動ができる。これが快適だ。その上、今「行」と書いたが実際は「ブロック」である。項目を閉じていようが開いていようが、そのブロック全体を移動できる。実に楽しい。

ただしマウスを使うなら、ある項目の下位に直接位置づけるメリットはある。ショートカットキーでは上下移動+インデント操作が必要なのだが、それが1アクションで完結するのだ。マウスというUIの優秀さであろう。よって、「ここに位置づけたい」みたいな明確な目標があるときは、マウスを使うとよい。一方で、なんとなく移動場所を探してさまよう、みたいなときはキーボードが簡単だ。

ズーム

アウトライン機能で面白いのが「ズーム」である。別名「フォーカス」機能。

マウス操作であれば、先ほど出てきた黒丸をポチっとクリックすればいい。すると、もともと表示されていた大タイトルが小さくなり、代わりに今クリックした黒丸行が関脇くらいの存在感のタイトルになってくれる。

さっきまで存在していた他の項目は見えなくなり、今クリックした行と、その下位項目(つまりブロックの全体)だけが表示される。ようするに、「他にもいろいろあるけど、今はこのことだけ考えたい」みたいなときに、このズーム機能は使える。ズームを解除したければ、上部に小さく移動した元タイトルをクリックすればいい。

これもまた視覚的な情報整理だと言えるだろう。全体の俯瞰ではなく、一部への注意の振り分け。その全体と部分の視点移動が簡単に行えるのもアウトライン機能の便利なところである。

ショートカットキーでは、command + . or , がズームとその解除を担当する。比較的、矢印4種キーの近くに配置されているので、覚えやすいだろう。

さいごに

上記のショートカットキー群は、ぜひとも早めに手に馴染ませるのをお勧めする。それだけで、アウトライン機能(あるいはアウトライナー)との仲良し度はアップすること間違いなしだ。

ちなみに、上記の操作は特定の行あるいはブロックだけを対象にした操作だが、あるショートカットキーを使うと、一度に「すべての項目の開閉」がトグルできる。気なる方は、自分で調べてみるとよいだろう。

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