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Logseq、こんにちは その5

前回:Logseq、こんにちは その4

基本的な機能は前回まででだいたい列挙できたので、今回は細かい話をいくつかしておく。

ちなみに、Logseqに備わっている機能はほかにもずいぶんたくさんある。それら一つひとつを紹介していってもいいのだが、おおむね初回の情報量の多さは利用意欲の低減か、「ツールを使うこと」ではない方向に関心のベクトルを向けがちなので、ここでは最低限の機能の紹介にとどめてある。「気になったらググればいい」はありがたい先祖代々の教えである(嘘だ)。

今やることの引き継ぎ

項目を「NOW」や「DOING」でタスク化すると、今日のページ下部にそれが表示される。もし、その日中にそのタスクが終わらず、NOWやDOINGの状態を更新しないと、次の日の「今日のページ」下部にも同様にその表示が引き継がれる。

つまり、それらは「タスクリスト」として機能するわけだが、そういうリストは簡単に長大化するので、状態を適切に管理しておくことが大切になる。

一方で、「タスクリスト」とは違った使い方もある。たとえば、「今週は、このことについてアイデア出しをする」といった思考のテーマをNOW化しておくのだ。そうすれば、毎日その項目が目に入り、自分に「そういえば、これについて考えようと思っていたのだ」というリマインダーを送ることができるようになる。

同様に、「今週コミットしたい三つのプロジェクト」をNOW化しておく手もある。そうすれば、いちいちプロジェクトリストを開かなくてもよい。簡単だ。

なんにせよ、この「下部に常に表示されるもの」はかなり意識的な管理を必要とする。なんでもかんでもNOW化していくと、あっという間にパンクするので(やること地獄だ)気をつけよう。

マルチウィンドウ

私はアプリケーションウィンドウを狭くしておくのが好きなのであまり使わないが、Logseqでは別ページを「横」に開くことができる。

操作は簡単で、開きたいページのリンクをshiftを押しながらクリックするだけだ。

二つの画面で情報を参照しながら記述を進めることができる。デイリー+プロジェクトノート、といった組み合わせが便利だろうか。あるいは、章本文+目次、といった執筆環境にも応用できるだろう。

ちなみに、Obsidianではどんどんウィンドウを開いていくことができるが、Logseqでは二つまでである。では、二つ目のウィンドウで、リンクをshiftクリックしたらどうなるか?

やってみるとわかるが、そのウィンドウ内でページが縦に展開されていく。よって2個以上のページの情報を参照することもできる。しかし、横に開くウィンドウはあくまで二つだけだ。

「日誌」を機能をオフ

Logseqはデイリーベースの管理ツールだが、その機能をオフにすることもできる。

「設定」の「エディタ」にある、「日誌」のボタンをオフにすると、新しい日にその日付のページが自動作成されなくなる。また、オフにする際に「デフォルトのホームページ」を指定する必要があり、以降はそのページがHomeになる(Homeボタンを押すとそのページが表示される)。

その場合は、HomeやIndexというページを作っておき、そこに参照頻度の高いページへのリンクを貼っておき、そこを起点にいろいろやっていく、という使い方になるだろう。その際は、いわゆる階層構造的な管理と同じで上位カテゴリーをHomeに置いて、その下に中位・下位カテゴリーへのリンクを配置する、という形になると予想する。「かっちりした管理でないと管理した気持ちになれない」人は、このやり方を実践してみるとよいだろう(ちなみに、数が増えると管理の手が回らなくなってくるのでオススメはしない)。

もう一つのショートカットキー

そういえば、ここまでで伏線を張っていながらまったく回収していないtipsを忘れていた。ショートカットキーだ。

一般的なツールにおけるショートカットキーは、commandを押しながらg、といった複数キーの同時押しで実現されるものが大半だろう。Logseqにもたくさん採用されている。

一方で、それとは違うショートカットキーもLogseqにはある。

たとえば、どこかの項目にフォーカスが当たっている(編集可能な)状態のときに、ecsキーを一度押してみよう。すると、カーソルが消えてその行の背景色が変わるはずである。その状態でまず g のキーを押し、そのまま即座に s のキーを押してみよう。すると、ショートカットキーのヘルプが表示されるはずである。

ここで表示される「g g」や「t l」といったショートカットキーは、まったく同じように入力するものである。いったんecsキーで項目の編集状態から抜けて、上記のキー操作を行う。慣れるとすごく簡単だ。

(ちなみに、最近のツールではあまり見かけないが、emcasではごくありきたりなコマンド入力方法である)

さいごに

というわけで、5回にわたってLogseqの「基本のき」を紹介してきた。正直全機能の1%も紹介できていないと思うがそれで十分である。ここまでに登場した機能で、日々の「ノーティング」はたいていこなせるだろうし、困ったことがあったら、「g s」でショートカットキーのヘルプをみればだいたい解決する(はず)。

あとは、日々のノートを書いていくだけだ。それこそが一番大切なことでもある。

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