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世論の動き-04’05’24

まず、訪朝後の政府への評価。

asahi.comによれば、再訪朝そのものの評価が7割で、内閣の支持率も上昇したらしい。

完全に評価した人よりも、どちらかというと評価するとした人が多いことは、たしかだが、世論がおおむね訪朝を「成功」の部類に入っていると見ているらしい。

外交としてみれば、完全に「与えすぎ」である結果であったが、選挙対策としてはそれなりの効果を発揮したのだろう。
そのことに関しては、少なくとも小泉首相の訪朝という意味はあったのだろう。

これは、訪朝前に、期待が膨らんでしまって、その期待にこたえることができなかったのを、与党が批判気味に対応したことが、逆に世論を動かしたのだろう。

いろいろ政府が批判されている中で、国民の中では、「まあ一応の成果はあったのだから」という気持ちに動いたのでないかと思う。

しかしながら、外交としてみれば、これはもう失敗と言い切ってもいいくらいである。

たとえば、100億円あげるから、被害者家族返してといえば、それはもう十分過ぎるくらい北朝鮮も帰えしてくれるだろう。

外交というのは、一番最低限の見返りで自分達の希望を通すことを言う。
今回の首相の判断は甘すぎる、と私は思う。
もっともっと攻め込んでいけたと思う。

が、TVなどの報道をみても、完全に主導権は握られていたように見られる。
小泉首相がいくら難しい顔をしていても、そんなことは全然効果はない。

とりあえず、この結果を反省して、次回以降対応を改めていくというのが政府の正しい対応だろう。
が、世論がおおむね納得していれば、そのような動きもおそらく少なくなっていくだろう。

少なくとも被害者家族会の人たちは、納得していないか大いに憤慨しているだろう。それが現実の結果である。しかし、それは「世論」ではない。
これが、ある意味で不完全民主主義の怖いところである。

さて、訪朝ですっかり影が薄くなってしまった、民主党の新しい代表、岡田氏。

やはり、期待感は薄いようだ。
というか、かなり特別な人間が代表につかない限り、期待感は対して上がらないだろう。

9月までは代表を続けられるらしいが、このままで行けば、次の選挙もあまり芳しい結果が得られないだろう。

しかしながら、今からでも少しずつ動いていかない限り永遠に政権をになうことはできないだろう。
そのためには、総理になりうる人物がどうしても必要となってくる。その人材がいない、というのが民主党の抱える最大の欠点である。

いくら政策で自民党に迫っても、この日本で選挙で圧倒的な勝利を収めるためには、その人材がどうしても不可欠になってくる。

もしかしたら、その現状そのものが、日本の抱える問題なのかもしれない。

しかしながら、それを急激に変えることはできない。

もし、現在の政治不信を払拭するような事態が起こるとしたら、それは一体なんだろう。

そんなものはないかもしれない。

今現在職についている政治家全員がその職を辞してくれれば、完全に新たな、国民と政治の関係が築けるかも、しれない。たぶん。

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