物書き生活と道具箱

「笑顔」を浮かべていると得られる物

楽しい、という心理状況は案外「作られる」もの、というお話。


先日、@shigotanoさんのつぶやきでこんなものがあった。

なんだか冗談みたいなんだけども、いろいろ考えてみると実に的を射ている。

フェイシャルフィードバック効果

心理学者ウィリアム・ジェームズは感情と表情の関係性についてこう述べている。

動作は感情にしたがって起こるように見えるが、
実際は、動作と感情は並行するものなのである。
・・・感情は、動作を調整することによって、
間接に調整することができる。
したがって、快活さを失った場合、
それを取りもどす最善の方法は、
いかにも快活そうにふるまい、
快活そうにしゃべることだ・・・

つまり悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなってくる、ということもあるのだよ、ということだ。逆に顔の表情で笑顔を作っておけばあとから「楽しさ」というのは後から付いてくる、ということにもなる。
※フェイシャルフィードバック効果

実際笑顔を浮かべていると、徐々に楽しい気持ちになってくる。もちろんこれで完璧に感情をコントロールできるわけではない。少しの力添えというぐらいだろう。しかし毎日笑顔で生きている人と、そうでない人の差は結構大きい。

まず、こういう内側からの楽しさを呼び込むのが「笑顔の力」の一つである。

ミラーニューロン・システム

もう一つの効果がミラーニューロンだ。

以下ウィキペディアの「ミラーニューロン」のページより

ミラーニューロン(英: Mirror neuron)は霊長類などの動物が自ら行動する時と、その行動と同じ行動を他の同種の個体が行っているのを観察している時の両方で活動電位を発生させる神経細胞である。したがって、他の個体の行動に対して、まるで自身が同じ行動をしているかのように”鏡”のような活動をする。このようなニューロンは、マカクザルで直接観察され、ヒトやいくつかの鳥類においてその存在が信じられている。ヒトにおいては、前運動野と下頭頂葉においてミラーニューロンと一致した脳活動が観測されている。

自分で行動をしているときと、他の人がその行動をしている時の両方に活発になる神経細胞がある。それがミラーニューロンと呼ばれている。

あなたが笑顔を浮かべていれば、それを見た人の「笑顔の脳細胞」が活性化する、ということだ。

笑顔は笑顔を呼び込む。

この外側に拡がるのも「笑顔の力」の一つである。

まとめ

上の二つを踏まえての、ちょっとしたハック。

一日を笑顔で始めるために

・朝起きてまず目にするところに「笑顔の写真」を貼っておく
・顔を洗うときに、笑顔を浮かべてしばらく見つめる

という方法が考えられる。後者ははたから見るとちょっと不気味かも知れないが、笑顔の持つ力を考えればやってみる価値はあるかもしれない。

編集後記:
日本のことわざの「笑う門には福来たる」というのも結構科学的な根拠がある、ということだろう。

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