昨日の記事でもお知らせしましたが、今週からしばらくの間「簡易更新」週間となります。
ちなみにこれは”更新の頻度”を落とすのではなく、”更新記事の文字数”を減らす、ということです。
簡易週間の意図
「何かを握った手で、新しいものをつかむことはできない」
この言葉が常に正しいのかどうかはわかりません。しかし多くの場合正しいと言えると思います。私も新しいものをつかむために、一つを手放そうとしています。
普段通りブログを更新しながら原稿を進める時間的余裕が無いわけではありません。むしろ、やってやれなくはないぐらいの気持ちではあります。少なくともこの「R-style」は自分の書きたいことを書きたいように書いているわけですからできないはずがありません。
今回の「簡易更新」の意図は、時間の確保というよりもむしろリソースの確保という事が目的です。リソースの分配は常に意識すべきです。人間は限られた能力しか持ち合わせていません。
一応日常的にブログを更新している私にとって「文章を書くこと」は楽しみの一つでもあります。そして楽しみの文章を書ききってしまうと「達成感」を感じます。そうすると、他の文章を書く意欲が著しく減退していまう状況に陥ってしまいます。これはあまり望ましくない自体です。
まず書く意欲を保ち続けために「なんだか書き足りないな」ぐらいにブログの記事量を制限する、というのが狙いの一つです。
継続の意味
だったら、更新ストップすればいいんじゃないか?という疑問がでてきます。まったく書かなければ「書き足りなさ」はマックスになるのでは?
確かにそうかもしれません。ただ更新自体を継続する理由はあります。
・今まで更新し続けてきているので中断するのがなんとなくイヤ
・このBlogで文章を書くことはご褒美の一つ(アメとムチで言うところのアメ)
・最終的には書く量を底上げしていきたい
上の二つに関しては説明の必要は(たぶん)ないと思います。最後の「書く量の底上げ」について少しだけ説明しておきます。
トレーニング
文章を書く作業はある程度「頭を働かせる」必要があります。じゃあ頭が良くなれば書ける文章の量が増えるか、というとそうではないでしょう。
これはどちらかというと「体力」に近いものだと思います。3kmしかジョギングする体力のない人間が、急に「よし今日は10km走ろう」と思ってもまあ無理、というのと同じ事です。文章を書く作業も、少しずつ鍛えることでしかその量を増やしていけないのではないかと思います。
というわけで、最低限の執筆量を確保するという意味でもこのブログの更新自体は中断せずに続けていきます。
最後に雑感
まあ、まとめるほどの内容でもないのでちょこっと雑感でも。
現在は朝一に原稿書き(MIT)→息抜きにRSS消化とBlog更新→原稿書きセカンド・エディションという感じで進めています。二回目の原稿書きでどれくらい+α的作業ができるかで全体の進捗状況が変わってきそうです。
あと、近々メルマガやろうかなと思っています。何か「こんなテーマなら読んでみたい」というご意見ありましたらお知らせ下さい。参考にさせていただきます。
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いつもたいへん興味深く拝読しております。
私よりずっと年下なのに先生と仰ぎみているnorixnoriです。
メルマガは有料ですよね^^v(日垣式?!)
勝谷さんの『勝谷誠彦の××な日々。』メルマガみたいに思考ダダ漏れみたいなのが読んでみたいです。いかがですか?
ご愛読+コメントありがとうございます。
今のところ、一応「有料」を想定しております。私の思考のダダ漏れにどれほどの価値があるかは疑問ですが、勝谷さんのメルマガちょっとチェックしてみます。