Inspired by ブロガーのみなさんに教えてもらった!ブログを続けていくコツ(447ブログ)
上のBlogでも取り上げていただいたのだが、「タスクにする」というのはあまりにも素っ気なすぎるな、と感じたのでちょっと詳しく書いてみることにする。
T&E
毎日更新がモットーになっているこのR-styleも昔は毎日更新ではなかった。大体毎日、とか更新しようと思ったとき、ぐらいのアバウトな感覚で続けていた。
しかし、ある時に「ブログのアクセス数を上げたいな」という思いと「文章を書く力を付けたいな」という思いが湧いてきた。この二つの思いを一気に解決する手段が「ブログの更新頻度を上げること」である。今考えても短絡的この上ない話だが、ただ単にブログのアクセス数を稼ぎに走るのはいやだったので、ある程度ボリュームのある記事の更新数を上げていこうと決めた。
結果はもちろん失敗だ。
「ある程度のボリュームのある記事の更新数を上げていこう」などという目標設定で人間の習慣が変えられるはずもない。そこで次のような目標を立てた。
「週に五回更新しよう」
これも失敗だ。
一見具体的に見えるこの目標だがやってみると面倒なのだ。つまり「今日更新するかどうかを判断する」作業が毎日発生するのだ。そしてこの判断の材料が「その日の気分」なのだから、当然タスクは先送りされる。結局忙しいからと「更新は4回でまあいいや」と言うことになる。このあたりの失敗具合は非常によくあるパターンだ。
で、結局「日曜日はお休みの日として、それ以外は毎日更新する」と決めた。大体更新する時間も決めた。
毎日更新すると決めると、思っていたよりは簡単に実行できることが分かった。必要なのは文章を書く時間とアイデアである。逆に是さえあれば更新自体はそれほど難易度の高い作業ではない。
優先順位の変化
必要は発明の母、みたいな言葉があるがまさにその通りだ。「空いている時間に更新する」ではなく、「ブログを書くための時間を確保してからスケジュールする」と優先順位が変わった。これは、給料の一定額を先に貯金(定期預金)しておく、というのに似ている。
アイデアに関しても同様だ。毎日更新することを決めておくと、ネタ向けのアンテナが敏感になる。ネタが見つかったから書くのではなく、書くためのネタを見つけるという風に意識が切り替わる。
もちろん、最初は簡単にできていたわけではない。なかなかプレッシャーだった。しかしそのプレッシャーを内側に取り込むことができれば、難易度は著しく下がる。もしRPGならばレベルアップの音が鳴り響いている所だろう。
継続の中で身につく力
これをご覧の方の中には「ブログを書くのは面倒だ」、と考えておられるかも知れない。確かに時間もかかるし手間もかかる。だからこそ、やり続けることに意味がある。やり続ける中で身につく力がある。
継続は力なり
結局いまでは、日曜日以外を更新と決めてから直ぐにTwitterで「今日の一言」というのを始めて、どうせならと思い日曜日はそれのまとめに使って、現在は毎日更新にいたっている。
私のタスクリストには「ブログを更新する」が並んでいる。そして今日もそのタスクを消している。しかし、それは単にタスクリストに書き込めばブログが更新できる、というものではない。
要するに、「手が空いたらやろう」ではなくて「自分自身がやると決めたこと」という風に認識のスイッチを入れ替える作業が必要なのではないかと思う。そうすれば、優先順位が代わり、具体的な計画が出てくる。もちろん、ブログを毎日更新しなさいといいたいわけではない。それにブログだけの話でもない。
ただ、「なんとなくの気持ち」のままでは何も始まらない、そんな気がしている。
▼こんな一冊も:
「続ける」技術 |
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石田 淳
フォレスト出版 2006-10-30 おすすめ平均 |
パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学 |
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島宗 理
米田出版 2000-03 おすすめ平均 |
そろそろ本気で継続力をモノにする! |
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大橋 悦夫
日本能率協会マネジメントセンター 2007-08-23 おすすめ平均 |
2 thoughts on “毎日更新にいたるまでの道のり”