8月14日土曜日。愛知県尾張一宮でのオフ会に参加してきました。
メンバーは
そもそもは、@beck1240さんからの
「ちょっと集まって話しませんか、Evernoteの事なんかについて」
という声かけが発端。「ツイキャス」という未知の要素に若干の不安を覚えつつも、片道3時間ほどかけて電車で揺られながら愛知県へと足を運びました。
とりあえず、全体の感想だけ一言でまとめておくと
「人が集うことのパワーってスゲー」
という感じです。
以前のエントリーで場の力について書きましたが、あの瞬間は「場の力」がはっきりと存在していました。まるで酸素濃度を目一杯高めた空気のような感じです。何かがキッカケで火が付けば、凄い勢いで燃え上がる。そういう印象を受けました。
改めてメンバーを見渡しても、皆がiPhoneユーザーであり、Macを使い、そして
ブロガーです。年齢も近しいし、ある種のポジティブさを共通して持っていたような感触があります。そういう四人が集まれば酸素濃度が高まるのも必然、なのかもしれません。
その日のコンテンツは「Evernote座談会」「ツイキャス」の二つでした。どちらも大いに盛り上がりましたが、簡単に感想だけを書いておきます。
Evernote座談会的なもの
オサレなカフェ(周りは大半女性客)で机の上にMac二台出して、Evernoteについて話していました。
テクニックの共有的なものもありましたが、どんな風にEvernoteを捉えて運用しているか、というある種Evernote哲学的な話がずいぶん盛り上がりました。
誰から質問されて出てくる自分の答えに「あぁ、そういうことを考えていたんだな」という感覚を覚えることが何度もありました。人の質問や発言に影響されて、泉が湧き出るように自分の考えが表に出てくる感覚はある種快感でもありました。
ちなみに、@goryugoさんと私は使い方が違う部分が当然あるわけですが、共通して言えるのが
「自分が面倒だと思う手順をいれない」
という点。もう一点上げるとすれば、
「Evernoteをどんな風に使おうかと考えることが楽しい」
という所だったと思います。
ここで話した事を現時点で全てを公開するわけにはいきませんが、ある程度はブログの記事として書いてみたいと思います。
ツイキャス
オサレなカフェからカラオケボックスに移動して行われたツイキャス。人生初ツイキャスでした。
「どんなテーマで話すんですか」とツイキャス直前に聞いたら、「特に決まってませんし、コメントで募集しますね」と聞いてなかなか慌ててしまいました。個人的に段取り決めないまま何かを進めるのは落ち着かない性格をしているので「おぃおぃ大丈夫かよ」と心配してしまいました。結果的に全然大丈夫でしたね。
最初は、「ラシタに質問」的な流れだったのですが、@shigotanoさんから「ブロガーへの質問」をいただいて、話の中心はブログへと移行。途中@goryugoさんの熱唱が入り、スカイプ中継がグダグダになりつつも、最後は@beck1240さんが目標とする「新しいメディア作り」会議でかなり有意義な話ができたのではないかと思います。
全編通して『Evernote「超」仕事術』の宣伝をしていただきました。その日の朝アマゾンランキングチェックしたときは1300位ぐらいだったのですが、ツイキャス後に確認したら900位ぐらいまで上昇していました。おそるべしゴリュパワーですね。
※ゴリュさんは、ツイキャスでテレビショッピング的なものをすればいいんじゃないかと思います。
まとめ
最終的な結論は
「みんなブログを書こうよ」
という事。別に「ブログ」という形式にこだわっているわけではなく、ウェブ上を通じて「発信」し「つながり」を持っていこうよ、という事です。
こうしたネットを通じた「つながり」は、私たちよりも前の世代には無かったものです。これから生まれてくるものは、きっと「常識外」の事がたくさん含まれているでしょう。そして「常識外」であるからこそ、今までの「常識」を壊す力を秘めているように思います。
もしかしたら「何を大げさな」と感じている方もおられるかもしれません。しかし、職場も年齢も出身地も住んでいる場所も違う人間が一同に介して熱く語ったり、あるいは「単なるブロガー」が一冊の本を書いて、それが発売前から予約をいただくような世界が今まで存在したかどうか、ちょっと考えてみてください。
「そういうのはたまたまだ」とか「例外的な出来事じゃないか」と思われるならば、私から申し上げることは何もありません。私にできることは「そんな面白い世界が拡がっているんだ!」とワクワクする方に、何かしらのお手伝いをする事だけです。
最後になりましたが参加者の皆様、ツイキャスをご覧になってくださった皆様どうもありがとうございます&お疲れ様でした。次の機会を楽しみにしております。
▼他の方の関連エントリー:
地元一宮でEvernoteオフ(goryugo, addicted to Evernote)
▼さんざん宣伝いただいた本を、さらに宣伝:
EVERNOTE「超」仕事術 |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2010-08-18 |
1 thought on “Evernoteオフの感想と、「常識外」の力”