7-本の紹介

レビュー 日経アソシエ2011年1月4日号

2011年 To Doリスト&絶対にしないことリスト 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 1/4号
2011年 To Doリスト&絶対にしないことリスト 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 1/4号
日経BP社 2010-12-21
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@beck1240さんがインタビューを受けたというので、興味津々で購入。しかし、よくよく考えると@beck1240さんの「仕事術」は拝見させていただいているブログで十分に承知しているので、目新しい事は特になかった。まあじっくり考えてみれば当然の帰結。こういうのは単に「応援」で買っているだけにすぎないので、別に個人的に得る物が無くても問題ないといえば問題ない。

という個人的な雑感はおいといて、雑誌の内容の紹介。

メイン企画

メインの企画は『2011年ToDoリスト&絶対にしないことリスト』というタイトル。一瞬タスクマネジメントの話かと思ったら全然違った。

達人50人からの2011年に向けての読者への提言という感じである。ちなみに、この50人はかなり幅広いラインナップの著名人である。ダニエル・ピンク、佐藤可士和、奥野宣之、本田直之(敬称略)、といったビジネス書での有名どころも多い。この辺を読むだけで何冊かのビジネス書を読む手間が省ける、ぐらいの勢いがある。あるいはビジネス書総集編という感じで読んでもいいだろう。

皆さんが違った視点から(その人のスタンスから)提言を述べられているわけだが、ある程度共通する要素はある。

 「自分と向き合う」
 「自分のメッセージを明確にする」
 「独りよがりにならない」
 「目標を決める」
 「新しいことにチャレンジする」
 「個性的な自分になる」

こんな感じ。結局の所、他の誰かのモノマネではなく、「自分の軸」が必要という話。

もちろんそれはその通り。その意味でビジネス書を「自分探し」に使っている間は、永久にそういった軸は得られないだろうと思う。来年「すべきこと」と「しないこと」を、自分で決められる人が自分の軸を持っている人だ。というわけで、こういう提言は、「アドバイス」以上の何者でもないことは一応理解しておいた方が良いだろう。

特集2 最強の「質問力」

ベックさんが登場している企画。サブタイトルは「顧客、上司、同僚を思い通りに動かす」とある。ちなみにこの特集は二部構成になっていて、前半が他者への問いかけ、後半が自分への問いかけになっている。ベックさんが登場しているのはこの後半のほう。

正直、質問についてはドラッカーを読めばそれで十分だろうと思うので、この辺の質問については軽くスルー。軽くスルーといっても「質問力」が役に立たないというわけではない。むしろそれは考えを深めていったり、物事にスポットライトを当てて真なる姿を浮かび上がらせるためには必要不可欠なものだといってもいい。

しかしながら、質問は基本的に「本質」を問う物であり、バリエーションはそれほど多くない。だから特に目新しい物が見つからなかったというだけである。

ちなみに、ベックさんは「すぐやること?」「今日やること?」と自問してタスクの優先順位を考えるというような事を書いておられました。これも重要な問いですね。

ちなみに

例えば、このような雑誌であれば、次のような「質問」を考える事ができる。

「この雑誌に書いてあることで自分に役立つことはなんだろうか」
「明日から(というか今から)やってみたいことはなんだろうか」
「明日から(というか今から)やめた方がよいのはなんだろうか」
「これらの記事でもう一度読み返したいものはどれだろうか」

もちろん、問いを発したらそれで終わりではない。

一つ目の問いならば、普段持ち歩く手帳に書き付けて忘れないようにする
二つ目の問いならば、何かをはじめるための次に取るべき行動を決める
三つ目の問いならば、何かをやめるための次に取るべき行動を決める
四つ目の問いならば、ページをちぎり取ってスクラップしておくか、スキャンして見返せるようにする。

もし、何かアイデアなり計画なりが湧いてきたならば、それを書き留めておいて後からそれを評価する。こういった事を一つもやらないならば、その雑誌はただ「見ただけ」とほとんど同じ事である。

おまけ

「ニュースのキーパーソン」というコーナーでマーク・ザッカーバーグが取り上げられていた。そうあのザッカーバーグだ(facebook CEO)。彼の経歴やビジネスビジョンに特に興味はないが、次のような人物像の紹介が面白かった。

 ザッカーバーグは、身なりに構わない。Tシャツ、短パンにアディダスのサンダルというのがお気に入りのスタイル。仕事では恐るべき完璧主義者だが、実は片づけや整理整頓は大の苦手だ。
 母親が大学の寮を訪ねた時、息子の部屋にはビールやコーラの空き瓶、空き缶、食べ物の包み紙などが錯乱して足の踏み場もなかったという。

なるほど、FBのインターフェースがごちゃごちゃしているのは、CEOの性格が反映されているからなんですね、と一人で納得。
※あえて断るまでもないが、ジョークだ。

さいごに

というわけで、今号の日経ビジネスアソシエはそんな感じでした。イケメンベックさんの写真が掲載されているので、ファンの方はぜひゲットしてみてください。

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