6-エッセイ

これからの「一年」の話をしよう

昨日のエントリーではごく簡単な一年の振り返りをしてみました。実際もっと大きな振り返り作業も必要なわけですが、いちいちブログに書くような事ではないので割愛しておきます。

今回は来年に向けてのエントリー。私はあまり「夢」とか「ミッション」みたいなものを大げさには考えないのですが、それでも一日一日を充実したものにしていくためには、目指すべきポイントというのを設定しておいた方が良いでしょう。あるいは「テーマ」みたいなものがあれば良いかもしれません。

来年の「テーマ」について書き残しておこうと思います。

仕事術2.0

今年は仕事術を再構築しようという試みがありました。今までの仕事術として散らばっている物を俯瞰して、それを体系的にまとめていけないか、という方向性です。しかし、そういう視点でざざっと仕事術全体を見渡してみても、普遍的なものは本当にごくわずかで、あとは個人向けにカスタマイズされたものばかりです。

最大の問題は、多く知れ渡っている「仕事術」がバリバリと仕事をこなしている人視点での「成果」に焦点が当てられていること。そういう人は置かれている環境も、モチベーションの多寡も標準偏差では大きく上の方に位置している場合が多いでしょう。

仕事術を組み立て直す中で、「行動経済学」的な視点を入れられないか、という事に思い至りました。

旧来の経済学が規定としている「経済人」(全ての情報を把握して、自己利益追求にひたすらこだわる人)から、普通の人の現実的行動に焦点を当てた「行動経済学」に移行したのと同じように、仕事術も「仕事人」による「仕事人」のためのものから、普通の人のための仕事術への変化する必要があるのではないかと思います。

そういった視点からの仕事術の再編が、来年のテーマの一つです。

手帳術から手帳道へ

ノートや手帳の使い方に注目が集まっています。特にスマートフォンが出てからよりその人気が高まっているような雰囲気もあります。スケジューリング機能がスマートフォンで代用できるようになった事で、手帳が持つその他の可能性が広がってきた、という事なのかもしれません。

日常的に持ち歩く、自分の手帳というのは単に「スケジューリング機能」以上の機能を持っていると思います。ただ、日常的に使っているとなかなかそういったものには気がつきにくい面があるかもしれません。

手帳というものは、「前向きの方向性を管理していく事」と、「それらが記録として残る」という二つの意味合いがあります。つまり、「未来」と「過去」が一つのツールの中に共存しているわけです。もちろん、それを使うのは「現在」の自分です。

そういう意味で、単にスケジュールだけを書き込むのは、手帳の使い方としては非常にもったいないものがあります。もっといろいろな物を書き込んでいく事で、自分自身との対話の回数が増えていく事でしょう。

そういう意味で、単にトピックスの集まりとしての「手帳術」ではなくて「手帳」との付き合い方___手帳道__というものを開拓していきたいと考えています。それは形として「手帳」というツールにこだわる物ではなくて、手帳以外のツールでも応用可能なものでしょう。自分の予定を管理し、記録を残し、それを振り返り、次の一歩へと役立てる。そういったサイクルの一部としての「手帳」というものをさらに考えてみたいと思います。

デジタルとアナログの共存

私はデジタル原理主義でも、アナログ懐古主義でもありません。でもって、両方を使っています。それぞれのツールは、「それでなければならない」という物は非常に限られています。パソコンはMacを好んで使っていますが、Windowsでもまったく問題なしです。

そういう意味で、あまり強いこだわりというのはないのですが、やはり「Evernote」の代用は他のツールではまず無理ですし、ほぼ日手帳カズンを例えばA5の分厚いノートに置き換えられるかというと難しい物があります。

結局の所、そのツールに何が出来て何が出来ないのか。何がメリットになって何がデメリットになるか。それを考えてあとは自分の使い勝手の良い組み合わせを見つけていく、というのが基本になっていくのだと思います。

そういう意味でまずはっきりとしたメリットを一つ一つ提示していく作業が必要でしょう。

来年もまた、両方のツールの「おいしいとこどり」を目指したいと思います。

ちなみに私的な感覚で言えば、デジタル一色でいくのは「つまらない」面と、「非効率」な面と、「ある種の欠落感」が秘められています。特にその「ある種の欠落感」は簡単には言語化できないものがあります。そして、言語化できないからこそ、価値があると信じています。

さいごに

というわけで、今年一年ありがとうございました。来年も文字ばかりが目に付くブログとして続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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