久しぶりにつらつらっとTVを見ていたのだが、本当に変化がない世界だ。
もちろんその時代によって人気の番組というのは違うのだろうが、そこにまとわり付く雰囲気は変わらない気がする。つまり、どうでもいいじゃん、というやつだ。
TVの視聴率がだんだん低下してきているという。
それは、視聴者の嗜好が変化してきたのか、番組の質が低下してきたのか、それとも生活のスタイルが変化してきたのか。
われわれが求める情報というのは時代とともに変化かする。
TVというメディアはそのニーズを吸収してきたのだろうか。
結局のところ、マスに対する情報の発信というその役割の大半を娯楽としてしかこなさなかったのではないかと思う。
誰かが誰かを非難し、抗議し、糾弾する。それを見て視聴者はある種の安心感を得る。
結局は、その攻撃される誰かが転々としていくだけ。
空疎といえばそれまでだが、そのTVの存在によって何かが保たれてきた面もあると思う。ガス抜きという面はどうしても否めないが、かといってそれをため続けていくのは危険な行為である。
ネットとTVメディアはよく対比して語られる。が、その実はまったく違うものである。
すくなくとも今まではそうであった。
これからは、TVすらネット的な展開を見せていくのかもしれない。
細分化され、個人の嗜好にあわせた情報への特化。
TV自体を否定しても仕方ない。そういうメディアが存在するのだから、それを有効に使うことが大切だ。それはそのメディアの持つ力を最大限に生かす方向性を考えるということだ。
結局は利益を生む構造と絡んできてしまうので、「偽善」的なことだけを語っても仕方がない。が、現在のTVの番組はどれも似たりよったり過ぎる気がする。
それが、現在の日本の社会をある種象徴しているのかもしれないが。
視聴者の嗜好が変わったことは大きいと思います。
仕事が忙しくてテレビ見ている暇がないという人の話も聞きますし、
わたしも、テレビ見ないでネットばっかやってるとか、、、。(笑)
娯楽の多様化が一番の原因かもしれませんね。
実際にテレビ以外に面白いモノは沢山転がってますからね。
それでも淘汰されるということはないのでしょうけど。
>まゆみさん
ネットに時間を使う人が増えているのは確かでしょうね。
ある種、TVべったりの人と、そうでない人というのがだんだんと別れてきてるのかもしれませんね。
>TAKEやん
なんたってTVは「公共物」だそうですから、淘汰されることはないでしょうね。
まあ、いつか変化を強いられるときがくるかもしれませんが。