物書き生活と道具箱

「スライド手帳」を調べてみた

※諸処の事情により、一週間ほど超簡易更新です。

館神blogさんで「スライド手帳」なる名称を目撃しました。聞き覚えのない手帳ですが、なにやら面白そう。と、いうわけでいろいろ調べてみました。

簡単な説明

2週間スコープスケジュール管理のスライド手帳.com(公式サイト)

非常にわかりやすいサイト名ですが、「二週間分のスケジュールをいつでも一覧できる」タイプの手帳のようです。この二週間という単位はなかなか便利で、来週のことを見据えつつ、今週の予定を調整する、なんて時に使えます。私のGoogleカレンダーも標準は二週間表示に設定してあります。

いかなる仕組みで、二週間分のビューを確保しているか、というのは上の公式サイトを見ていただくのが一番なんですが、簡単に言うと「両側にリング穴が空いているリフィルを移動させることによって」この仕組みを実現しています。

まず基盤はシステム手帳(バインダー)です。

左側に今週の予定ページ。右側に来週の予定ページ。普通の手帳だと二週間後まではこの表示で、次はページをめくることで、三週目と四週目を表示させることになります。つまり偶数週のタイミングでは次の週が見えない状況です。

スライド手帳は、一週間経ったら右側のページを左側にそのまま__つまりページをめくることなく移動させます。両側にリング穴があるので、バインダーから外して、そのまますすーっとページを持ってくればそれでOK。すると新たに3週目のページが右側に登場するというわけです。

ちなみに、右側に移動した二週目のページの裏側は「振り返り」用のスペースとして確保されていて、一週目の反省や行動結果などを記入することができます。なかなかシステマティックですね。

この説明ではチンプンカンプンという方は「コンセプトを説明する動画、公開しました」に動画があるので、そちらを参照してください。

式の紹介

2011年から新しいバージョンが登場するようで、独特なものがいくつかあります。レフト式は一般的なので割愛して、それ以外の3つを紹介。

スライド手帳 壱式 佑(ライト式)」・・・時間軸は「レフト式」と呼ばれるものと同じ。が、スケジュール欄が右側に寄っていて左側に空きスペースがある。これはバインダー式の難点である「リングに近い場所は記入しにくい」の問題点への改善。確かに「今週」のスペースに書くことが多いだろうから、これはなかなか慧眼。人の視線の動きから考えても、左にToDoがある方が良い気もする。

スライド手帳 壱式 館(バーチカル式)・・・これも一般的と言えば一般的。上に一週間分のスケジュール。下にToDo欄。これが一番使いやすそう。

スライド手帳 壱式 堀(横置バーチカル式)・・・バインダーならでは、というかなかなか力技を感じるタイプ。他のリフィルとの兼ね合いは非常に悪いと思いますが、「一覧性+記入量」という実現しにくいものをうまく調和させています。

今のところ、ほぼ日手帳を除いてアナログ式の手帳を使う予定はありませんが、実験用に買うならば、「横置バーチカル」か「バーチカル」かな、という印象です。

手帳やらノート好きではありますが、リフィルの両側に穴を空けて、移動させるというのはまったく発想にありませんでした。なかなか面白いツールだと思います。

さいごに

二週間の予定が一覧できるアナログツールというと、yPadが思い出されます。

個人的にyPadは「スケジュールとタスクを一覧する」という機能において非常に優れたツールであると思っています。が、まず第一に結構大きいのと、偶数週は次の週が見えないという問題をはらんでいます。

と、いうことは、このスライド手帳的発想と、yPad的発想を組み合わせると面白いものができるかもしれません。

▼関連リンク:
スライド手帳開発・販売日記
スライド手帳壱式到着しています #bungu #techo(館紙BLOG)

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4件のコメント

  1. ご紹介、心より感謝します。お礼が遅れてしまい、すみませんでした。よくご覧いただいて、本当にありがとうございます。実物をお送りしてご覧いただきたいくらいです。

  2. >佐川博樹さん
    とても面白い手帳だと思います。「発想の転換」の好例ですね。
    基本的にメインの手帳は「ほぼ日」一本ですが、気が向いたら(よく気が変わる)購入させていただきますので、お気遣いなく。

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