7-本の紹介

[レビュー]BRUTUS 2011 4/15号「今日の糸井重里」

ちらっと表紙を見たら特集に「今日の糸井重里」。というわけで、買いました。

BRUTUS (ブルータス) 2011年 4/15号 [雑誌]
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すごいボリュームの糸井さん特集です。企画の流れは

  • 昨日の糸井重里(糸井さんの歴史みたいなもの)
  • 今日の糸井重里(ほぼ2ヶ月の密着取材)
  • 明日の糸井重里(糸井さんのこれからに向けての視座)

こんな感じです。あと、3月5日に行われた「糸井重里の素直であるためのワークショップ講義録。」なんかも付いてました。このワークショップは糸井さんにしかできない内容だなという印象を受けました。他の人がやったらきっと不満の声があちらこちらから上がってくるはずです。

非常におもしろい一冊でしたが、あまりにもボリュームがあり、しかも「圧倒させられた」感がたっぷりですので、こざっぱりとまとめるのは難しいものがあります。

今回は、印象を受けた糸井さんの言葉をちょろっと紹介するに留めます。

すこしだけ引っ張りだす数々の言葉

だけど本当は、人間って見える価値があるから友達になるわけじゃないですか。なんか嬉しいんですよ、その人といることが。

 

日本人は、主役じゃないものになりたいとか、そういう気持ちがものすごくある。つまり、陰に回る人も認めるというか。

 

手帳を見ていたら、今の自分がメシを食えているのは、1年前の自分のおかげだっていることがわかった。あの時に、「このままじゃ心配だから」ってしてきたことが、今につながっている。

 

どうなりたいんだっていう目的は、”視線”が定まるから重要なんですよね。

 

「この人はできる」っていうのは、すぐに陳腐化する。

 

僕らがやってきた功績の蓄積を単に記録し保存して喜ぶんじゃなく、もっといいものを作る時にいつでも探せる”秘密の倉庫”を持つ。

 

つなげる言葉

引用だけで終わろうかと思いましたが、少しだけ書きたいことが出てきたので、ちょこっとだけ書いておきます。

うまく文章が書けたり、言葉が出てきたりすると気持ちはいいんだけど、僕の場合、それは降って湧いたわけではないんですよね。すごくいっぱい考えてきたことが輪郭を持ったみたいなことです。

私の場合も同じです。文章を書くというのは、「ひねり出す」という感じではなくて「思考に枠組みを与える」という感じを受けています。ゼロからイチを作っているんじゃなくて、もともとイチの可能性を持ったものにイチの形を当てはめていく。こういう作業です。だから、全然考えていないことについて、サクッと文章を書くことはできません。

こういう状況を糸井さんは「手裏剣を無意識で避けるようなことはできない」と表現されていますが、この言葉にびびっと来ました。

この言葉があるおかげで、語られている内容と、それを聞いている人(読んでいる人)の距離がグッと近づくような気がします。こういう表現ができるようになったらいいな、と素直にあこがれてしまいました。

さいごに

久々にスキャンしても家に置いておこうと思った雑誌です。とりあえず、イトイファンなら買いで間違いないでしょう。

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