ブログ「ワクワク人生のススメ!」さんで「かばん」についてのエントリーが上がっていた。
(16日目)かばんを持つ習慣がなかったオイラがかばんを持つようになったという話。
鞄を持つのが嫌いだった。
オイラはお酒を飲むのが好きなので、酔って鞄を置き忘れるのが怖いからというのが一番の理由。*1あと、地味に持っていると邪魔だというのもある。東京時代に満員電車に乗っていると鞄が本当に邪魔だし、鞄を持っていると本も読めないので、会社に鞄を持参するのをある日から止めてしまった。
確かに片手で持つタイプのカバンは行動の自由を大きく制限してしまう。普段わたしは肩から下げるようにしているが、それでも邪魔は邪魔である。そういうのは一切なし、というのが楽というのは間違いない。
かといって、カバンを持っていないと辛い状況があることも確かである。ちょっとした買い物でも手提げ袋に入れてもらわなきゃならないし、何冊かの本も持ち運べないし、もちろん愛機のMBAも置いてけぼりになってしまう。
なんだかんだといって、シチュエーションに合わせた「装備」というのが必要になってくる。
カバンの中身の選択
標準的な「ノマド装備」については、「「ノマドなう」のカバンの中身」のエントリーで紹介した。だいたいこれが基本的なセットになっている。あとは赴くシチュエーションに合わせて、中身のチョイスが再構築されることになる。
出張バージョン
昨日は東京に行ってきた。というか、現状東京駅のホームでこれを書いているわけだが、カバンの中身はシンプルだ。
MBA、クリアフォルダ、モレスキンラージと、文房具のセット、それに本が二冊。もちろんiPhoneとWiMax端末、それにiPod Classicは標準装備である。iPadも持ってこようかとは考えたのだが、家で待つ連れ合いの遊び道具を全て取り上げる(iPhone&iPad)のもちょっとどうかなと思ってiPadは自宅においてきた。打ち合わせと飲み会に「ノマド」装備はそれほど必要ではない。
今のところ、多少カバンの中身は増えたものの(書籍とか)、特に重たいということはない。ある程度歩き回ることを前提としているので、カバンを軽めにするというのが最重要課題である。
これだけの装備でも、机があればそれなりの作業はこなせる。
カバンフリー
さらに飲み会時には、カバンを置いて、iPhoneとWiMaxの端末、それにメモ帳とボールペンだけという装備である。
これでも、待ち時間inマクドナルドでアイデア出しの作業ぐらいは余裕でこなせる。おそらくはこれが最軽量装備になるだろう。
さいごに
結局の所何が言いたいかというと、持ち時間の量とそこでやる作業があらかじめ想定できていれば、適切な装備で出かけられるということだ。
15分しか空き時間が無いのに、みっちり原稿書く装備を持って行ってもしんどいだけだし、2時間の集中時間が確保できるのに、細切れの作業しかできない装備ではあまりにももったいない。
私の場合はMBAを持っていれば、大抵の作業はほぼこなせる。さすがに原稿書きを原稿用紙で行うことは無理に近いので、ツールの制約があるとすれば、このMBAとそのバッテリーだけである。
※もう、本体と動作が遅いノートを持ち歩く気にならない。
それ以外の「装備」は、もう勝手気ままにチョイスしている。iPadやA4のレポート用紙、モレスキン、ツイストリングノート(メモサイズ)など、気の向くままに使い分けている。カバンを軽くしたければ、いくらでも軽くできるし、あまり移動しないならばガンガンとカバンに詰め込む。
でもって、それでも最終的にEvernoteにデータを送っておけば、基本的に無問題というのが、非常に好ましい環境である。ありがたい話だ。
なんというかツールにこだわるのは悪いことではないが、ツールを増やしすぎて自分がその制約を受けすぎるようになった、それはちょっとやり過ぎではないか、という気がしないではない。まあiPhoneのバッテリーが無くなったら「世界の終わり」を感じるような人間が言うようなことではないのかもしれないが。
▼こんな一冊も:
「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法 |
|
![]() |
中谷 健一
ダイヤモンド社 2010-06-04 |
仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) |
|
![]() |
佐々木 俊尚
光文社 2009-07-16 |
[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる! |
|
![]() |
美崎 栄一郎
ダイヤモンド社 2011-01-28 |