告知

エッセイ「サイコロを振り続ける」+3冊目告知まわり

今から振り返ってみると、とても不思議な感じがする。

私も長いことブログをやっているが、当初はこのようなブログではなかった。「自分の考えていることを書く」__自分語り__のスタイルは変化していないが、話題はまったく別の事柄を書いていた。

ちょっとした変化

自分の使っているツール群について書き始めたのは、おそらく@beck1240さんとの交流からだったように思える。彼が自分の手帳について熱く__そう、あの語り口調で__書いているのを読んで、「なんか自分も書きたいな」と感じた。

それ以前から、「知的生産の〜〜」系の本はたくさん読んでいたし、自分なりにさまざまな試行錯誤や新しいツールを試していた。しかし、私の周りにはそういうことに興味を持つ人はほとんどいなかったので、そのテーマは「閉じた」ものだとずっと考えていた。

マニアックな趣味で、自分だけが楽しんで、他の人にはあまり理解されない、というヤツである。それをアウトプットしようという発想はまったくなかった。「だいたい、そんなもの一体誰が読むというのだ」__まあこんな感じである。

もともとそれほど読者数のいるブログでもなかったので、「とりあえず」の気持ちで手帳やらノートやらについて書き始めると、意外な反応が待っていた。他の人が面白がってくれるのだ。自分としては日常的にやっていることや考えていることの延長線上にあることなので、書くことはそれほど苦労しない。

それでも、私と同じような趣味・興味を持っている人からコメントをいただけたり、フォローしてもらえたり、ツイートで紹介してもらえるようになった。

中の人とのつながり

ちょうどその時ぐらいから、徐々にTwitterにはまりだしていったように思う。

最初、私の中のTwitterというのは「ブログの中の人」とつながれる手段であった。いまでもこの感覚は少なからず残っている。

先ほど紹介した「Hacks for Creative Life!」の@beck1240さんや「PlusDiary(手帳と文房具のレビューサイト 2nd)」の@naoahiruさん、あるいは「Find the meaning of my life.」の@kazumotoさんなど、興味深いブログを運営されている方との直接的な交流ができるというのは新しい体験であった。

私はあまり社交的な人間ではないので、こういう交流の場がなければ、自分ひとりのマニアックな世界が「あたりまえ」だと思い続けていただろう。しかしながら、人が想像する世界の形なんて、表層の表層でしかない。面白い世界というのはどこにでも転がっているし、自分と興味が近い人も目を凝らせば見つけることができる。

今を作ってきたもの

自分の情報発信、得られるフィードバック、他の人との交流、というのが幾重にも折り重なって、現状(@rashita2という存在とR-styleというブログ)が生まれている。

決して、今のような状況から逆算して過去の行動を積み重ねたわけではない。ブログを始めたころは、今まさかこんな状態になるなんて想像すらしていなかった。「とりあえず」はじめてみて、「たまたま」巡ってきた機会に乗っかってきただけだ。

だから、「こうすれば成功する」というようなご神託を他の人に与えることは私にはできない。ただ、ブログやTwitterを使って、情報発信し続けている人は共通して「自分の世界が広がった」とおっしゃられている方が多い。50人の中の一人よりも、1000人の中の一人であった方が、自分に興味を持ってくれる人が出てくる可能性は高いだろう。逆に50人よりも1000人いた方が、自分と関心事を共通する人を見つける可能性もあがる。

そこでは、とてもシンプルな原則があるだけなのだ。自分自身のサイコロを振る。それも一回だけではなくて、何度も何度も振り続ける。これだけだ。あとは、そのサイコロをどこの場所に転がすか、という問題だけだが、それは時代によって変わりうる。唯一の正解はない。

応援の声、力

いささか表現が大げさに感じられるかもしれないが、今の私はフォロアーさんの存在によって生まれている。それはTwitterでフォローしてくれている人、という意味ではない。本にも書いたが、「応援してくれる人」という意味でのフォロアーさんだ。

私が振るサイコロを見守って、大きい数が出れば一緒に喜んでくれる人、そういう人の存在がいるから今のところなんとかやっていけている。

そういう応援の声が一つの力になる、というのがソーシャルメディアを含めたこれからの社会で考えていくべき点ではないかと思う。そこには今までとは少し違ったルールでうごくゲームがあるような気がする。そのゲームがどのようなものであれ、私の目からは「今までのゲーム」よりは楽しそうに見える。

私が本の中で書いたブランディングというのは「今までゲーム」でのブランディングではなく、これからのゲームでのブランディングだ。ビジネスを拡大するとか、そういう話ではなくて、自分の世界を広げるためのブランディングである。それがもたらすものはなんであれ、変化の一つのきっかけになり得ると思う。

なにはともあれ、今後も応援してもらえる存在でありたいと思うし、自分ができる範囲で他の人を応援していきたいと思う。

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私のブランド観 あるいは私の中の「成功」

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