昨日のエントリーで「読書メモ」の画像を紹介したところ、
内容もさることながら、iPadで作成と思しき読書メモが良い感じ。アプリが気になるわー。>>レビュー 「日経ビジネスアソシエ 07/19号」特集 〜ユニクロ、「ほぼ日」の”現場力”〜 http://bit.ly/ozbVhx @rashita2
というコメントをいただきました。今回はこのアプリの紹介。
過ぎ去ったアプリ
最初にお断りしておきますが、すでにこのiPhoneアプリはダウンロードできません。期間限定で公開されていたものです。
そういうアプリの紹介をしても、あまり意味がないかもしれませんが、もしかしたらアプリ開発者の方のインスピレーションになり得るかもしれませんし、3ヶ月後ぐらいに私がこのエントリーを読み返して、「そうだ、こういうアプリを作ろう」と思うかもしれないので、とりあえず書き留めておきます。
名前は「デジキャビ」。詳しくは「デジキャビ - ウメサオタダオ展iPhoneアプリ」あたりを。
機能紹介
起動するとこのような画面になります。
右の方にボタンがあり、基本は手書きペン。下にキーボードで、その下にカメラボタンがあります。「やりなおし」は全てを削除し、「保存」は画面を写真ロールに保存します。基本的にこれだけ。
消しゴムもなければ、ペンの色の選択なども一切ありません。本当に、情報カードとボールペンを持ち歩いている感覚です。
写真を撮影した後は、場所の移動や回転・拡大縮小ができます。これが地味に便利。画面一つに写真は一枚だけ。写真がある状態でカメラボタンを押すと、前のものが消えます。
前回のエントリーで紹介したメモは、赤線を引いた部分をカメラで撮影し、その後手書きペンで自分なりの要約を入れる、という行程で作りました。
「撮影」→「メモ」→「保存」→「撮影」→「メモ」→「保存」・・・・の繰り返しです。高機能でない分、単純な作業ならばサクサクこなせます。
終了したら、それをPictShareを経由してEvernoteへ。
さいごに
ちなみに、こういう読書メモの切り取りとは別に、それぞれのページはスキャナにかけてページ全体を保存してあります。
こういうのは「二度手間」なのかもしれません。単純に、付箋で要約をかいて、それをページに貼り付け、スキャンすれば、上のような行程ははぶくことができます。が、そうすると「後の使い勝手」が著しく悪くなるんですよね。
「Evernoteには重複するデータが入っていても気にしなくてOK」の精神のもとで、必要に応じて元データと加工したデータの二つ(あるいはそれ以上)を入れるようにしています。
そういえば、「読書メモを取って、Evernoteに保存するためだけに最適化されたiPhoneアプリ」というのは、多分まだないですね。これも考えみると、細かいニーズがたくさんありそうです。
▼こんな一冊も:
EVERNOTE「超」仕事術 | |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2010-08-18 |
EVERNOTE「超」知的生産術 | |
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倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2011-02-26 |
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