昨日のエントリーでも書きましたが、以下の電子書籍が発売になっております。
北さんとの共著ですが、私のパートではほぼ日手帳の使い方と、その思いなどが書かれています。
その「ほぼ日手帳」の使い方というのも、あくまで2011年現在のものです。これまでの歴史がそうであったように、手帳の使い方というのは徐々に変化していきます。2012年がカズンになるのかオリジナルになるのかはまだわかりませんが、きっとその時でも変化があるでしょう。
もっといえば、今年の年末ぐらいにも変わっている可能性はあります。というか、すでにある部分では変化しているものがあります。
「週間カレンダー」二年生
ほぼ日手帳自体は2003年から使っています。なので「デイリーページ」自体の使い方は、ある程度しっくりしたものが見つかっています。
しかしながら、カズンは二年目。ヨチヨチあるきの段階です。
カズンだけに付いている「週間カレンダー」の使い方は、まだまだ定まっていません。どう使うかの方向性は見えているのですが、どのような記入スタイルにするのか、は試行錯誤の繰り返しです。でもって、それが楽しみでもあるわけです。
デイリーページが一日を俯瞰できる存在であるように、週間カレンダーも一週間を俯瞰できる状態にするというのが目指すべき地点です。それぞれの日の密度をはかり、進捗状況を管理し、やるべきことを大雑把に把握する。そういう使い方をしています。
今のところ、マインドマップやリストの併用で、これを実現するようにしています。こういう柔軟な組み合わせを作れるのもアナログの特徴ですね。しかし、まだまだ「これ!」という感触はありません。
ただ、いろいろなやり方を試しているうちに、「これは必要」「これはこう書いた方がよい」「これはなくてもよい」というものが徐々に見えてきます。「週間カレンダー」の模索はしばらく続きそうですが、なんとなく近づいてきているかな、という印象はあります。
このあたりも、またブログ記事などで書いてみたいと思います。
さいごに
今の時代デジタルとアナログの両方のツールがある中で、それぞれに同じものを求めてもあんまり意味がないでしょう。
なんであれ、自分の好きなツールを使うというのが一番だと思います。特に普段持ち歩く手帳ならばなおさらです。一日何度も見開く手帳をみて、「ちょっと残念な気持ち」になるのと「けっこうウキウキしてくる」というのでは、トータルの影響は大きく違ってくるでしょう。
となると、「自分の好きなツールって一体なんだろう?」という(たぶん)大きな問題に直面せざるを得ないわけですが・・・。
さてさて、机の上に「自分の好きなツール」は一体どれぐらい置いてあるでしょうか。
▼こんな一冊も:
ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。 | |
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ほぼ日刊イトイ新聞
マガジンハウス 2010-08-19 |
ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫) | |
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糸井 重里 重松 清
講談社 2004-10-15 |
[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる! | |
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美崎 栄一郎
ダイヤモンド社 2011-01-28 |