集中力と水と音楽

以前から少々疑問に思っていたことがあったんですが、次のエントリーを読んで「なるほど」と納得できました。

ブログ「ライフハック心理学」の「027 集中力を出すために少し水を多めに飲む」という記事です。

水を飲む記事を最初に書いたときに念頭に置いたのは、気分をいわばアジャストする、ということが念頭にありました。水それ自体に意味があるというよりは、人は嚥下に注意を取られやすいので、一瞬でも注意を集めることが可能になるのです。

注意を「飲料行為」に集めてすぐ仕事に取りかかれば、注意欠如のような状態で仕事とSNSを行ったり来たりせずにすみます。

集中力と水に関係がある、と聞くと不思議な感じがしますが、上のような説明であれば理解できます。

おそらく、ポモドーロテクニックの休憩を経てから次のタスクを選択するというのも、上記のような効果が含まれているのでしょう。

私は、机の上に水を常備したりはしていませんが、その代わりにiPodが常に手元にあります。今回「なるほど」を感じたのは、集中と音楽の関係です。

作業用BGM

文章を書く作業をしているときは、100%に近い確率で音楽をかけています。iPodには「さあ、作業」という非常に安直な名前のプレイリストもあります。

作業しながら音楽を聴くことには「余計なノイズを耳に入れない」という効果がまず考えられます。ファストフード店でノマドをしようと思えば、こういった予防壁は必須と言えるかもしれません。

しかし、これだけでは説明できないことがあります。

たとえば、作業用のプレイリストの代わりに、特定の曲をエンドレスリピートで聴こうと思っていたら、そもそもエンドレスリピート指定するのを忘れていたような場面。この時、一曲流れればそれで曲が止まってしまうわけですが、作業にノッているときは、その事にすら気がつきません。

しばらく後で、ふと「我に返ったときに」そういえば音楽が止まっているな、と発見するだけです。

人が何かに対して意識をグッと集中しているときは、周りの音など、耳に入っていてもそこで足きりされてしまいます。

じゃあ音楽なんてそもそも必要ないんじゃないのか、という疑問があったわけです。

一つの答えは

上に引いたエントリーを考慮すると、作業を始める際に音楽をかける行為は気分をアジャストする意味がありそうです。

水を飲む、プレイリストを選択する、次の行動をリストから選ぶ、タイマーをセットする・・・。これらは些細な行動ですが、集中をあつめてから仕事に取りかかるということは、何かしらの効果があるのではないかと思います。

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