感想群

「シゴタノ!電子書籍入門セミナー」に行ってきました

8月5日、銀座のアップルストアで開催された、「シゴタノ!電子書籍入門セミナー」を拝見してきました。

開始前のテロップなど。

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ビジネス関連の電子書籍を発行する「シゴタノ!ブックス」主宰のセミナーイベントです。シゴタノ!主宰の大橋悦夫氏と心理学ジャーナリストの佐々木正悟氏が、電子書籍という形で個人が情報を発信するメリットやノウハウをご紹介。また、ビジネス書作家のまたよしれい氏が「電子書籍をリリースするまでにやったこと」というテーマでお話します。お気軽にご参加ください。

拝見していて感じたことを3つ書いてみます。

@Sayobsさんのお話

書籍の出版、アプリ開発3作と活躍されている「またよしれい」さんですが、今回シゴタノ!ブックスから電子書籍を発売されるとのこと。詳しくは以下のエントリー。

電子書籍『iPhoneアプリ開発奮闘記』を出版しました。(Last Day. jp)

お話の中で、アプリのアイコンを変えたら売り上げが変わった、と述べられていたのが印象的ですね。そういうの全然気にしない方にとっては、摩訶不思議なお話かもしれませんが、私もアプリを検索して、似たような値段のアプリが出てきたら、「見た目の良いアプリ」の方からチェックしてしまいます。

これは、飲み会の時にとりあえずかわいい子の近くに座る・・・、えっとまあ、この喩えは止めておきましょう。購入の決め手になるかどうかは別として、ちょっとチェックしてみようという気持ちと見た目は関係があるのでしょう。結果的に、それが売り上げのアップにも結びつくということだと思います。

@shigotano&@nokibaさんのお話

アウトプットを続けることの重要性について。

どうやって続けるかは、基本的に心の中に湧き上がる言い訳とどう渡り合うか、という所にかかってくるのかもしれません。理屈好きな人ほど、目に見えるメリットや失敗の可能性などを考慮して、それが躊躇の原因になってしまうということはあるでしょう。そういうときに「とりあえず、やってみる」という全ての言い訳をシャットダウンする逆向きの言い訳を心の倉庫に備えておくと良いのかもしれません。

上とは全然関係ない話ですが、お二人の「馴れ初め」のお話が面白かったです。そういうブログコメント欄でのやりとりは、今ではツイッターなどのソーシャルメディアに移行してきているのでしょう。

@nokentaさんのお話

電子書籍について。「シゴタノ!ブックス」について。

電子書籍については、私もいろいろ考えていて、現在メルマガの方でも短期連載を執筆しています。
※といっても、すでに12回ぐらいになっていますが。

@nokentaのお話の中で「ジャンプ」の存在について触れられていました。

読者は「ジャンプ」という雑誌を買うことによって、さまざまなコンテンツにアクセスできる。その中から気に入った作家なり作品なりと「遭遇」し、単行本を購入する。

クリエーターは、そのような読者が集まる場所ということを知った上で、「ジャンプ」に作品を投稿する。

つまり、「ジャンプ」(別にこの雑誌に限定するものではなく)というプラットフォームが、読者とクリエーターの「お見合い場所」になっていた、ということでしょう。

もともとビジネス書には、そういう「ジャンプ的」な存在はないので、読者は予想外のコンテンツに「遭遇」する機会がないのではないか、というお話だったと思います。

それが、ブログやツイッターを含んだソーシャルメディアによって、実現されるようになっているのではないか、と私は考えています。ここの文字数で書けることは限定的なので、電子書籍業界の全体像については割愛しますが、すくなくともクリエーター側の人間は、どこかで自分の「居場所」を作り、そこから定期的に情報発信を続けていき、未知なる読者との遭遇を期待する、ということを考慮しなければならないと思います。
※この辺は、三冊目の本に書いた事とも重なりますが。

さいごに

なんにせよ、今の自分にできることを、できる範囲でコツコツと続けていく。究極的にこの「メソッド」に勝てる方法論は多分ないでしょう。ただし、それは想像するよりはちょっと難しいことです。誰にでもできることですが、実際誰もがやっているわけではありません。

そこには、選択と集中があり、理想と現実の折り合いがあり、時間やお金の使い方を変更する必要があります。

ある本の中で、羽生善治さんが「世の中には休まないウサギもいる」と書かれていました。確かにそうです。休むカメもいれば、歩き続けるウサギもいるでしょう。でも、結局の所、周りがどうあれカメは自分ができることを続けるしかありません。隣を見たときに、ウサギがさっそうと駆けているのを目にしたとしても、カメがカメである事実は変わりません。変えようもないことに落胆している時間があるのならば、一歩でも足を前に進めるのが良いのではないかと思います。

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