(12/13)第3のビール、350ミリリットル3―4円増税・自民税調案
自民党税制調査会(柳沢伯夫会長)の酒税見直し案が12日、判明した。税率が低い第3のビールを小幅増税し、缶チューハイと税率を同じにするのが柱。引き上げ幅は350ミリリットル当たり3―4円を軸に検討する。15日にまとめる与党税制改正大綱に盛り込み、来年5月実施を目指す。
とても不思議な感じがするのだが、もっと大きい枠組みで税改革の話がされていたような気がするが、穴居置く第三のビールを小幅増税ということで話が決着するかのようである。もっと税体制の不均等だとか、それぞれの酒税の税率の見直しとかは、あまり深くは立ち入らずに、とりあえず第三のビールは価格帯的にまだ「搾り取れる」から増税しときましょう、という感じがあちらこちらからしてくる。
ビールメーカー側も、発泡酒ほど税率あげられたらたまらないので、この増税には強く反対しないのであろう。
私個人的には、全く飲まない種類のアルコールなので直接的にはどうでもいい、に限りになく近いわけだが、通常のビールの税率ってちょっとどうかなという感じがいつもいつもしているので、個人的にこういう決着の付け方というのは、どうにも納得できない。
まあ、単純に個人的な感想なので、それ以上でもそれ以下にもならない。
ただ、一般コンビニ小売価格131円の第三のビールが134円か135円になることになる。いくらなんでも、小売側がそれを吸収することはできないであろうから、値上げということになるのであろう。まああんまり変わらない感じもしないではない。
しかし、こういうのはたばこと同じで、価格帯に余力があれば、徐々に徐々に値上げしていきそうで怖い感じもする。
まあ、安すぎるアルコールというのもいろいろ問題はあるかもしれないが、取れるところからとりあえずとっとけ、的な一時しのぎの税制改革もいろいろと問題があるだろう。
これってただの増税?

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