寒い、寒いなんていってたら雪です。
12月の雪なんて、京都府南部ではかなり久しぶり。
しかも朝方はしっかりと積もっておりました。現在はちらほらと車の上なんかのその名残があるばかりです。
普段あまり雪が降らない環境だと、雪を見れてうれしいような、それでいて困ったような感覚を覚えます。
しかし、本当に困ったのは雪ではなくて、停電。
近畿で70万戸停電、送電線トラブルで 原発も自動停止
22日午前8時50分ごろ、近畿地方の約70万軒で停電が発生した。関西電力によると、大飯原発からの送電線で雪によるとみられるトラブルが起き、大阪、京都、奈良、滋賀の各府県で一時停電。このほか、兵庫県丹波市の約1000軒でも大雪の影響と見られる停電が午前8時25分ごろから続いている。
まず、ストーブがガタっと大きな音を立ててとまった。ん?と一瞬思ったが3時間ごとに勝手にとまるように設定されているので(ウォームビズ、ウォームビズ)、それかなと思い放置。しかし何か違和感を感じる。
よく見ると、ビデオの時刻表示が消えている。テレビは元からついていないが、電源待機中のランプが消えている。よく見るとパソコンも。
夜勤上がりで布団にこもっていたのだが、そういえば先ほどから電気毛布が妙に冷たい。まるで夕食のことで言い争いをした後の妻のよう(あくまで例え)である。
そこで、頭の中に停電の文字が浮かび上がる。
とりあえず置きだしてブレーカーをチェック。きっちり作動中だ。
さて、困った。よくよく考えると、非電気的環境で外部とつながることのできる媒体といえば、電池の残容量が2になってしまったケイタイ一つである。
今後早期に復旧するならば問題ないが、長期化するならば、やたらめったらかける事はせずに温存しておきたいところだ。しかしそもそもの情報がまったく入ってこない。
よく考えるとラジオ一つ無い。
だんだんと寒くなってきた。当たり前のことだが、部屋を暖めるような装置は一つも動かない。NYの市長になったような気分である。
しかも、うちのぼろアパートは壁が薄いのか、外気温とさほど変わらないのだ。
うちの妻が、「こんなに寒いんならアスベストは使われていないね」と断言したほどの寒さである。
とりあえず、どっから手をつけるべきだろうか。
ってなことを考えているとビデオの時刻表示が点灯した。電気が復活したのだ。
とりあえずストーブをつけ、その他の電気関係をチェックして無事動作しているのを確認した。スタンバイ状態のPC君も見たところ問題なく復帰したようだ。よかった。
しかし、改めて自分の生活が電気によって支えらていることを実感してしまった。
災害などで住む家をなくされた方は、こんな状況など楽なもんだとおっしゃられることだろうが、すくなくともその気分の端っこのほうだけは味わえた。
雪だ。

うちも壁薄いので、暖房入れなければ4℃前後です。
耐震に対する備えって全然ですよね。あれだけ阪神淡路で騒いでたはずなのに、今回の近畿圏の混乱振りに、震災で電気が止まったらと考えると暗澹たる思いになります。
>梟の目さん
人間というのは、まあそういう生き物なのかも知れません。まあ自分にできることをやっておくということしかないですね。きっと。
国勢調査と少子化
2005年国勢調査の結果が27日に発表された。1年前の10月1日の推計人口に比べると約2万人減の127,757千人である。
人口の減少は、悪いことではないと指摘する向きもあるが、昔のように年齢構成がピラミッド型あるいは釣り鐘型ののまま減少しているのであれば良いが、壺型を通り越して逆三角形型での減少では労働力人口の大幅減少で大変なことになる。
総務省統計局の統計トピックスNo.3(平成15年5月4日)によると
「こどもの割合(15歳未満人口)は,昭和25年には総人口の3分の1を超えていたが,第1次ベビ…