0-知的生産の技術

「思いつくままに文章を書く」ということ

ツイッターのハッシュタグで「#文章書きの人はどんな手順で文章を完成させているか教えてください」というのがあったので、のっかったツイートをしてみました。

本を書く場合は、もうちょっと「回りくどい」手順を踏むのですが、ブログの場合はわりとこんな感じで進みます。そう、この原稿もまた「思いつくままに文章を書く」ところから始まっています。

この「思いつくままに文章を書く」というのは、言葉通りの意味です。構成もオチも前もっては考えませんし、文章を書いている最中もとりあえず、ひたすら文章を書きます。

そうすると、たとえば次のような乱文が頻繁に登場することになります。


※これはメルマガの原稿書きの最中に実際に出てきた文章を文章校正の練習問題としてあげたものです。

なんとなく意味はわかりますが、文法的にはおかしい文章です。が、こういう文章を書いていても、あまり気にせずガンガン書いていきます。文章の足を止めません。

で、一通り書き終わった後で、上のような文章を直したり、話の順番をコピペで入れ替えたりするわけです。そういう作業が前提で、文章量もけっこう多いのでiPadでブログを書くのはなかなかしんどいのです。だからあまりやりません。

ちなみに上の文章は、

ただ、この本は「そもそも知的生産とはなんやねん」という部分から入っていることからもわかるように、これまで「知的生産」という言葉を知らない人向けに書いてある。

あたりが最小の労力での手直しです。あるいは

ただ、私はこの本の導入を「そもそも知的生産とはなんやねん」にした。これはこの本が、これまで「知的生産」という言葉を知らなかった人向けに書かれていることを意味する。

という感じで手術することもできます。さらに大きな手術も考えられますがきりがないので止めておきましょう。

一筆でばばっと筋の通った文章が書けるほどの文才があればよいのですが、残念ながらそういうギフトは持ち合わせておりません。

しかし、自分で読み返したときにある程度は「ここの表現はおかしいぞ」と気がつけるだけの読書経験値はあります。私が文章に関して持っている自信は、おそらくはそういう修正ができるぞ、というだけのものでしかありません。そういうのでも無いよりはマシです。

結局、特に言いたいことのないエントリーでしたが、「思いつくままに文章を書く」のが全ての人のスタート地点になるのではないか、という気はします。完璧で完全な文章を夢見ていると、いつまでたってもエディタは真っ白なままではないでしょうか。

2件のコメント

  1. 本当にそう思います。
    とにかく書き始めないと何も始まらない。
    「後で直せばいいや」と書き始めると意外と書けるものですよね。

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