物書き生活と道具箱

小さい存在、大きいカタマリ

ブログ「ライフハック心理学」に次のような記事が上がっていました。

先送り癖を全て解消できる「ファースト・タスク」(ライフハック心理学)

やる価値はたしかにある。あるいはやる必要はたしかにある。そういう仕事、あるいは語学学習などを、毎日のように先送りにし、何ヶ月、時には何年も放置したままになっているという人が少なくありません。このうんざりするような難問を確実に解決する方法をご紹介しましょう。「ファースト・タスク」というやり方です。

個人的な体験から言ってもこの「ファースト・タスク」はかなり強力な方法です。私は連載開始以来、シゴタノ!の原稿を落としたことがありませんが、これもひとえに金曜日(締め切りの日)のファスト・タスクをシゴタノ更新に指定してあるからです(だと思います)。

ファスト・タスクがなぜそれほどの効果を発揮するかは、引用元の記事を参照してください。

ただ、一つだけ言えることはファスト・タスクは、一日に一つしか存在し得ない、ということです。「ファスト・タスク」便利だな、と思っても一日のタスクをすべてファスト・タスクにすることはできません。ギリギリ一日のセクションを複数にわけることで、擬似的ファスト・タスクを発生させる方法もあるにはあります。

また、午後に仮眠を入れることで、二つ目のファスト・タスクを作ることも不可能な手法ではありません。

しかしながら、あくまでファスト・タスクはある時間枠での最初の一個を指すことにはかわりありません。そして、一個を指しているからこそ、ファスト・タスクがファスト・タスク的効果を持つことになります。

ようは、増えすぎるとあんまり意味なくなってしまう、的な存在というわけです。

これは、さまざまなことに敷衍できることです。小さい状況で成功していることも、それを拡大すると通用しなくなる。そういうことはよくあります。

たとえば、一日5分だけで自分を変えられる。これは素晴らしいことです。だいたい大きな変化は小さい変化の積み重ねで起こるわけですから、現実的な方法でもあります。でも、その一日五分だけでできることを12個同時にやってしまおうと考えるとどうでしょうか。トータルで1時間。ちっとも小さな変化ではなくなっています。

100円均一のショップに行くと、一つ一つは非常にお安く感じます。だからカゴを持っていると、ほいほいとその中に放り込みたくなります。結果レジに行くと、「あれ?」という金額になっている。

小さく便利なテクニックでも、それが一定数集まると、結局全然「小さくない」状況を生み出してしまいます。結局、大きいことをやろうとしているのと同じ、ということです。

あなたの買い物かご、いっぱいになっていませんか?

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です