またまたEvernote関連のiPhoneアプリが登場です。しかも、これまでとはちょっと違った方向性。
MoveEver 1.0.0(¥85)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Shamrock Records, Inc. – Shamrock Records, Inc.(サイズ: 2 MB)
機能はすごくシンプルで、Evernoteの「とあるノートブックに入っているノートを別のノートブックに移動させる」というもの。
標準のEvernoteアプリでもノートブックの移動はできるんですが、かなり面倒です。この機能に特化したアプリを待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか。
詳しい機能の紹介については、以下の二つのBlogのどちからの記事を参照してくださいませ。
Evernoteのノートを他のノートブックに移動させるアプリ「MoveEver」をリリースしました | delaymania
イケメン開発者のブログ
Evernoteハードユーザにとっての神アプリ!!超サクサクEvernoteのノートブック間移動ができるiPhoneアプリ「MoveEver」がアツ過ぎる!! | OZPAの表4
183cmのなで肩。O型のO脚の人のBlog
使用シーン
主な使い方としては、やはり「inbox」の整理、ということになるでしょうか。
inboxとは、Evernoteに取り込んだ情報を一時的に保管しておく「受信箱」のような概念で、たいていのEvernoteユーザーがその役割を担ったノートブックを作っているといっても過言ではありません(たぶん)。
放り込むのは簡単でも、それを移動させたりタグ付けしたりするのはちょっと面倒に感じるもの。その作業を移動時間の合間だとか、そういう隙間時間にやってしまえる、というのがこのアプリの特徴です。
現状の状態
が、今のところ、このアプリはノートに含まれる画像のサムネイルとタイトルしか確認できません。
これで中身が判断できるものもあれば、そうではないものもあります。
前者は、たとえばWebクリップ。ウェブクリップはたいてい「一度自分が読んで、Evernoteに保存しよう」と思ったものが放り込まれているわけですから、タイトルや画像をみれば「あぁ、これはあの記事だな」と判断し、どのノートブックに入れるのかという判断ができます。
しかし、紙のメモ帳に書いて、それをiPhoneで撮影してEvernoteに送信したノートなんかだと、タイトルはたいてい日時だけになっており、サムネイル画像だけでは中身がまったくわかりません。私の使い方だと、こういうノートもわりと多いのです。
今後のバージョンアップで、サムネイル画像の拡大や本文中身の確認などができれば、より一層インボックスの整理に向いたアプリになるでしょう。これは期待しておきます。
さいごに
これまでは、Evernoteに「入れる」あるいは「出す」という機能を持ったアプリがいくつも出ていましたが、このアプリはその中間地帯である「ノートを操作する」という作業に特化したアプリです。この辺もいろいろ目をこらすと「未開の地」が眠っているかもしれませんね。
とりあえず、今後のバージョンアップに期待の視線を熱く注ぎたいと思います。
4 thoughts on “EvernoteのInbox整理ができる「MoveEver」が登場”