6月16日、大阪で開催された「スピードスライド作成講座」に参加しました。
講師は
などのBlogを運営されている@fujimottaさん。
セミナーの内容は「大阪・東京で「伝えたい事を素早く伝える」プレゼン講座を開催致します。」(想造ノート)でも紹介されていますが、簡単に書くと
- プレゼンを伝わりやすくするために意識すべきこと
- スライドを修正しやすくするために用意すべきこと(+ワーク)
- スライドを素早く作成するための手法
という感じです。「講義+ワークショップ」の形になっていました。
今回は簡単に「良かったところ」「改善が望まれるところ」を書いてみます。
良かったところ
まず、セミナーで使用されているスライドがとても綺麗でした。
構図、色の使い方、スライドの進行など、どういうスライドが「わかりやすいのか」が実感として伝わってきました。もちろん、講座の中でもポイントとして紹介されていましたが、実際に一連の流れとしてスライドを「体験」してみるのも学びための良い素材になり得ます。
あとは話し方。幾分ペースが速い箇所はあったものの、全体として聞き取りやすいトークでした。安心感を持って聞けましたね。これも良い「お手本」だと思います。
改善が望まれるところ
「もうちょっと、こうだったらいいのにな〜」という点は二つ。
一つは、内容の構成について。それぞれで紹介されている内容は確かにうなずけるのですが、全体としてもう少し「とらえどころ」が欲しかった感触です。
内容的に「わかりやすいスライドを作る」のと「素早くスライドを作る」の二つのカテゴリーがあったと思うのですが、それが腑分けしきれていない印象を受けました。
もう一点は、ワーク。「この会場に来てこのワークをやった」という意味合いが少し薄かったように思います。もう少し、掘り下げなり補助なりがある方がよいのではないでしょうか。
とはいえ、この講座自体は一回目ということで、それを考慮に入れればなかなかの完成度だったと思います。
改善点については、実際の感想からフィードバックが行われるでしょう。さらにパワーアップした内容を二回目、三回目で期待できそうです。
※講師のハードルを上げている。
さいごに
ちなみに、この講座は6月24日に東京でも行われるようです。もし興味がある方は、この辺から。
▼新刊告知(6月30日発売):
この講座と扱っている内容がわりと重なっている一冊です。アイデアを出す行為に興味を持っているけど、なかなか出来ていない方は是非チェックくださいまし。
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倉下 忠憲
技術評論社 2012-06-30 |
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