女子生徒3人なぐる 男性教諭を減給処分 愛知県教委
愛知県教育委員会は18日、同県幡豆郡の中学校で、1年生の女子生徒3人に殴るなどの暴力を加え、このうち1人に全治10日間のけがをさせたとして、男性教諭(40)を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
私自身は体罰そのものを反対するわけではありませんが、さすがにこういう記事を見ると「ちょっと違うなぁ」という感じがします。
つまり、「体罰を使う必要が無いと思える場面での体罰」という感じがこの記事からはかなり強く臭ってくるわけです。
もちろん、その線引きは難しく、「マニュアル教師」なんかには任せられないし、またガイドラインで決めるというのも無理はあるかもしれません。しかし、「体罰を与えることでしか教えられないこと」というものもきっとあるのだと私は思います。それは環境やその子ども自身の気質によるのかもしれませんし、またそれを与えるのが親なのか教師なのか、というのもまたいろいろな問題があるにしろ、必要、不必要の線引きというのはあると思います。
しかし、じゃあなんでもOKということにすると、こういう問題が起こってくるわけで・・・。
なかなか難しいですね。
「面倒くさい、疲れる」 小中学生1割、学校楽しくない
学校が楽しくないという子どものうち、6割がその理由として「めんどうくさい」を挙げ、5割が「からだがつかれる」、3割が「まわりの声がうるさい」と答えたことが、東京都内の約2万2000人の公立小中学生を対象にした都養護教諭研究会の生活調査でわかった。
そりゃそうだ、学校なんて「人」の枠に子どもをはめ込むところなわけだから大部分の子どもにとっては楽しいところであるはずも無く、まためんどうくさい、と思うのも仕方が無いだろう。
しかし、この調査の結果を見て驚くのだが、
続いて「からだがつかれる」が49%(小学生46%、中学生52%)、「まわりの声がうるさい」が33%(小学生31%、中学生34%)が並ぶ。いずれも「勉強がわからない」(小中平均30%)、「友だちづきあいがつかれる」(同27%)を超えた。
という部分の、「友だちづきあいがつかれる」という回答に27%も数字が付いていることである。もう学校の存在意義なんて「友だち」以外の何者でもない、と思っていた私からすると、この結果は意外である。
需要も面白くなく、友達との付き合いも楽しくなければ、もう学校という塀の中はただの地獄でしかないだろう。そういう子どもたちの心理を想像するとちょっと鬱な気持ちになってきてしまう。
同世代の友達との関係が疲れるという子どもたちは、成長の過程で一体何を得られなかったのだろうか。あるいは学校の中の雰囲気の問題なのだろうか。
想像するにもなかなか答えは見つからない。
「お金が一番大切」高校生の3割 マネーゲーム肯定4割
「お金が一番大切」と考えている子どもが、中学生で26%、高校生で30%――日本銀行内に事務局を置く金融広報中央委員会が17日発表した「子どものくらしとお金に関する調査」で、そんな結果が出た。マネーゲームで稼ぐことを肯定的にみる割合も中学生の30%、高校生の41%に上る。同委員会は、子どもたちの金融経済をめぐる知識が必ずしも十分でないとして、金融教育の普及に力を入れる方針だ
これは、
・金融に興味があるのだが、実際の教育がそれに追いついていないので、「金融教育の普及に力を入れる方針」
・お金が一番大切という価値観はちょっとおかしいので、「金融教育の普及に力を入れる方針」
のどちらなのだろうか。前者なら問題は無いが、後者だとちょっとまったく正反対な気がして仕方が無い。
金融教育を中・高で普及していけば、よりお金が一番大切という価値観が出来上がってしまうような気がする。
価値観の問題として、「お金が一番大切」というのか良いのか悪いのか決めるようなことはしたくないが、あまり子どもの頃かそう考えてしまうのは、ある種「もったいない」気がして仕方が無い。どちらにしろ大人になれば程度の差はあれ「金銭的な苦労」を強いられる人間が大半だろうから、子どものときくらいはそういうことをあまり考えないで・・・というのは大時代的な考え方なのかもしれないな~。
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