0-知的生産の技術 企画

コンビニ経営とブログ

外からみて、コンビニの経営はどう見えるのでしょうか。もしかしたら簡単そうに見えるのかもしれません。が、実際はなかなか難しいものなのです。

難しさの理由はいろいろ__たとえば本部との契約などが__あるわけですが、その一つとしてドミナント戦略の影響があります。

ドミナント戦略とは、ものすごく簡単に言うと、特定の地域にどどーんと進出して、その地域でのブランドイメージの確立及び、物流効率の向上を目指す施策のことです。属和音は関係ありません。

店舗が近くにあったらトラックの配送効率が上がることは、経済学を学ばなくてもすぐにわかります。生鮮食品を運ぶトラックであれば、最初の店舗と最後の店舗の到着時間が短ければ短いほどよいことも確かです。しかし、これがWin-Win-Winかというと、微妙な所。

本部良し、お客様良し、加盟店ムムッ

という、「三方良し」に微妙に届かない感じです。近江商人クラスへのレベルアップも間近ですね。頑張りましょう。と、皮肉も言いたくなります。

なにせ、近所にコンビニができるのです。しかも、同じチェーンのコンビニです。これがどれほど悲劇的なことか、ちょっと想像してみてください。あなたが、意気揚々と新しい__そうですね、たとえばEvernote系の__ブログを開始する、すると、似た情報を発信するブログがコンビニのように乱立し始める状況です。ん?比喩がマトリョーシカになっているな。まあいいや。

もちろん、出店立地の選定に関しては商圏が重ならないように細心の注意が払われます(という風に説明されます)。しかし、完璧に重ならないようにすることは難しいでしょう。多少のカブリは避けられません。問題は、その「多少」を誰がどのように判断するのか、です。

日商65万円のお店が、新店が出来ることによって日商60万円になる。でも、まあギリギリ黒字だからOK!OK!。出店しちゃおう!というやりとりが行われているかどうかはわかりませんが、明確な基準が存在しないので「もしかしたら、そんなこともあるかも」と勘ぐられても仕方がないでしょう。

ともあれ、そんなこんなで、一つの地域で、同じチェーンのコンビニが競争する、という事態が発生することはそれほど珍しい話ではありません。

せめて違うコンビニであれば、戦い方はいろいろあるのでしょう。が、なんといっても同じコンビニチェーンです。箱(建物のこと)も同じ、中で扱っている商品も同じ。コモディティーとかレッドオーシャンとか、表現はいろいろありますが、そういう環境の中で、「いかに売上げを作るか」を考えていくのが、コンビニ経営の一つの仕事です。

わりにタフですし、ある意味では想像力をとても必要とします。
※本部を批判するだけで、自分で行動を起こさない人は必要としません。

そういう仕事に長く従事してきた中で、売上げを作るために心がけてきたことがいくつかあります。没個性な環境の中での、個性の出し方、とでも言うのでしょうか。その考え方は、運営しているブログでも、あるいはメルマガや自分の書く本においても、ジグソーパズルのフレーム用に機能しています。

これから、いくつかの章に分けて、その考え方を紹介していきたいと思います。



というような文章を、序文にした電子書籍(有料)を今考えているんですが、読みたい人いますかね。

4件のコメント

  1. 買います
    読みます
    “没個性な環境の中での、個性の出し方”
    コレ、事例として学びたいです

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