状況にいらだちを感じているのか、それとも何か思惑があってのことか、麻生総理の発言がいろいろ飛び込んできています。首相、日本郵政グループ株「売却凍結を」(日本経済新聞)実際どれくらいの水準なら売るのか、ということも明確ではありませんし、何か駆け引き的なものを感じる発言です。小泉路線とは違うのだよ、ということをアピールする思惑なのでしょうか。道路財源巡る首相発言、批判相次ぐ 自民調査会 (日本経済新聞)道路特定財源を地方に分配するというのは至極まっとうな政策と言えますし、ここで反発してくる議員をとりあえずチェックしておけば、どの議員がまっとうで、どの議員がまっとうでないか、ということはある程度見えてくるでしょう。あとは、医者についてだとか、保護者についてだとか、完全に口が滑っちゃ的発言は政治的にはあまりみるものも無いのでスルー。もともと、はっきりものを言うというキャラとして認識されている以上内閣の支持率にはあまり影響しないでしょうし、すでに大きく下がっているのでいまさらどうこう焦っても仕方がない、という事から安易な発言が出てきたのかも知れません。まあ、何か手を打ちたいのだが、具体的に動けるところが少なすぎるというジレンマの中におられるのかもしれません。