2-社会情報論

Kindle(iOS版)で電子書籍を読んだ雑感

Kindleストアに日本語の本が並ぶようになって、「物は試し」と早速何冊か購入し、実際に読んでみました。

最初に買った本&読了したのが次の一冊。

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次に読んだのが、これ。

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で、今読んでいるのがこれです。

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環境はiPhone4SのKindleアプリ。基本的に縦の表示で読みました。

「本を読む」感覚

率直に言って、単に「読む」だけならば何も問題はありませんでした。

なんといってもiPhoneは常に携帯しているので、隙間時間に取り出してスイスイ読み進めることができます。

分からない単語の意味を調べたり、ハイライトやメモも残すことも(一応)可能です。

では、(紙の)本を読むのとまったく何一つ遜色がないかというと、素直にYesとは言えません。

「本を読んでいる」というのとは違った感覚があるのです。

もう少し正確に言うと、本を読んでいるときは「本を読んでいる」という感覚があまりありません。コンテンツに没頭しているのです。比喩的な表現をすれば、本の中に入っている状況と言えるでしょう。

iPhoneで電子書籍を読んでいると、そういう没頭感が少々薄いように感じられました。それは端末のサイズの問題なのか、目に入る光の問題なのか、単に私の慣れの問題なのか、はっきりとした原因はわかりません。ただ、「今、自分はiPhoneで文章を読んでいるな」という感覚が付きまとっていた、ということは確かです。

フレキシブルなメモを残したい

もう一つ、何となくの違和感はやはり「メモ」です。

Kindleアプリでもメモは残せるのですが、

「小さいキーボードで入力するのでやや時間がかかる」
「文章に関係ないメモはどう残すか困る」
「別アプリに切り替えるのもちょっと面倒」

という問題が残ります。入力に時間がかかったり、アプリを切り替えたりすることが、没頭感を生みにくい要素なのかもしれません。

逆に言えば、特にメモを取る必要の無いような読書ならば、Kindleでも全然問題ないと言えそうです。
※それでも、私は紙の本をメインで買うと思いますが。

ワンクリックの魔力

こうした引っかかった感はあるわけですが、とにかくKindleは、__正確に言うとKindleストア__は快適です。

ワンクリックで本が買えるということは、これほどまでに快適なのか&危険なのか、というのは実際に体験してみるまで、本当のところは分からないのかもしれません。このあたりの話は、また別の回に改めて書きます。

あと、私はあまり気にしないのですが、本を買うときに、「あぁ、これ本棚のどこに置こうか」と悩む必要がないのもメリット(あるいはデメリット)かもしれません。

さいごに

私は、ハイブリッターなので、どちらかに極端に寄せるということはきっとしません。それにKindleストアで全ての本が買えるわけでもありません。

おそらくは、8:2とか9:1ぐらいで紙と電子書籍(というかKindleストア)で本を買っていくでしょう。

あとは、自分で作る電子書籍の話ですが、それはまあ当面の原稿が落ち着いたら、ということにしましょう。

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