今年も残すところあと3日。いよいよ年の変わり目です。
この1年間、一緒に過ごしてきたほぼ日手帳カズンを最初のページから読み返してみました。
なんといっても、そのために日々書き連ねてきたのです。手帳は書くためではなく、後から読み返すために存在している、といっても過言ではありません。
感想の振り返り
まずは、年間インデックスです。
このページは1日ページの下部(ノートスペースと呼んでいる)の見出しが書き付けられています。本の感想が多いですが、映画や音楽の感想なども含まれています。
※詳しくは拙著「シゴタノ!手帳術」を参照ください。
この年間インデックスを見返すと、今年読んだ本の数々が想起されます。面白い本がたくさんありました。それについては、大晦日のエントリーで少し書いてみましょう。
タスク&プロジェクトの振り返り
週間ダイアリーをパラパラとめくれば、今年自分がやってきたタスクを閲覧できます。
かなり大ざっぱなものですが、どういうことをこの一年間積み重ねてきたのかが見えてきます。これはこれで、なかなか心強いものです。新しい一年の原動力に、なったらいいですね。
一日の振り返り
でもって、一日ページ。ほぼ日手帳のメインとも呼べるページです。
いろいろな一日があり、いろいろなページがありました。
映画を見に行ったり、
イラストの練習をしてみたり、
歌詞を手書きで書き写してみたり、
あるいは、ほとんど何も書かなかったり、
あっという間に過ぎた一年でしたが、その一年は確かに存在していたのです。
さいごに
こうして最後のページまで読み終えたとき、今年の手帳は舞台から下ります。ペンをはずし、過去の手帳と共に棚に陳列されます。とりあえずは。
新しい一年がやって来て、新しい手帳を開いたとき、今年の手帳は確かに一つの役割を終えます。
しかし、棚に並べられた過去の手帳は、時間の堆積を表現しつつ、気が向いたとき、すぐさま自分をその年にリコールしてくれる効果があります。それは何一つ生産的ではないかもしれませんが、魂に癒しを与えてくれるものかもしれません。
▼こんな一冊も:
シゴタノ!手帳術 |
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倉下 忠憲 北 真也 大橋 悦夫
東洋経済新報社 2012-03-30 |
クラウド時代のハイブリッド手帳術 |
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![]() |
倉下忠憲
シーアンドアール研究所 2011-09-23 |
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