前回に引き続いて、新刊の執筆に使ったアプリ紹介。
ソーシャル時代のハイブリッド読書術 |
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倉下 忠憲
シーアンドアール研究所 2013-03-26 |
今回はiPhone&iPadアプリです。
といっても、私はパソコン以外で長文を書くことはないので、あくまで補佐的な位置づけのアプリになります。
TextForce
テキスト編集 Textforce for Dropbox 2.10.2(¥350)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Yutaka Yagiura – Yutaka Yagiura(サイズ: 2 MB)
Scrivenerで作成した文章データの確認に使いました。
長文は無理でも、細かい表現を直したり、単に文章を読み返すだけならばiPhone or iPadでも問題ありません。細切れ時間に行う作業としても適切です。
以下の記事で紹介した方法を使い、テキストデータをクラウド経由で確認できるようにしておきました。
Scrivenerへの散歩道#009 クラウド経由でテキストファイルを持ち出す
Clever
Clever – できる大人のEvernoteクライアント 1.4.1(¥350)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Toc – Shingo Tokubuchi(サイズ: 3.2 MB)
ちょっとした資料を確認したいときはCleverを使います。このアプリはノートブックやらタグやらを登録できるので、書籍企画用のノートブックを登録しておけば、イチイチ検索する手間が省けます。
主に進捗を管理するプロジェクトノートを確認していました。
EverGear
EverGear – Evernote投稿ツール 2.0.3(¥170)
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Lakesoft – Hiroshi Hashiguchi(サイズ: 7.4 MB)
ちょっとした思いつきを保存したい時は、EverGearを使います。というか、書籍以外のメモもこのアプリを使っていますが。
一つアプリでテキストと画像の両方が扱えるのが魅力です。
さいごに
こうして書いてみると、執筆というプロセスの中ではiPhoneやiPadはそれほど活躍してはいません。基本的にキーボードを叩くのが好きですし、EvernoteはMacクライアントで使いたいのです。
が、上で紹介したTextforceで細かい文章の手直しをしたり、再読して文章をチェックしたりできるのはなかなか便利です。追い込みかかっているときは、ただひたすらに時間が欲しいので・・・。
次回は、原稿の校正に使ったツールか、あるいは企画案を練り込んだアナログツールの紹介のどちらかに進んでみるとします。
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