新刊の執筆に使ったMacアプリの紹介 〜原稿確認編〜

新刊の執筆に使ったアプリ群の紹介記事です。

ソーシャル時代のハイブリッド読書術
ソーシャル時代のハイブリッド読書術 倉下 忠憲

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前々回:新刊の執筆に使ったMacアプリの紹介 〜執筆編〜
前回:新刊の執筆に使ったiOSアプリの紹介 〜執筆編〜

前々回紹介したように、書籍の原稿はCotEditorというプレーンテキストエディタで作成しています。

そういうのをずっと続けているので特に問題らしい問題はありません。ただし、一点を除いてです。

Blogやメルマガの原稿は、こうして横書きで書けば、読む人にも同じ横書きのスタイルで表示されます。しかし、書籍の場合は、原稿データは組版されて縦書きに変更されます。

ここに少々の問題があります。横書きから縦書きに変わるだけでも文章の雰囲気は変わります。それに一行当たりの文字数なんかもエディタで書いている時と変わってきます。で、それが変わってしまうと文章が持つリズムもまたチェンジしてしまうのです。

言ってみれば細かいことですが、「どうでもいいや」とスルーできるものでもありません。

というわけで、原稿データを横書きで作成した後、自分で軽く縦書きに直して文章をチェックしました。

いろいろな選択肢

Macで縦書きの文章を表示する手段は結構あります。

たとえば「テキストエディット」を使う方法。「レイアウトを縦向きにする」を選択すれば、縦書きになります。

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あるいは「原稿」というストレートなネーミングのアプリを使う方法もあります。
「原稿」Version 1.0のリリース

が、今回は「iTextPress」を使いました。

「iTextPress」で縦書きレイアウト

iText Express 3.4.3(無料)

カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
現在の価格: 無料(サイズ: 5.6 MB)
販売元: LIGHT,WAY. – Michiaki Yamashita
リリース日: 2011/03/02

基本は簡単です。

レイアウトから「縦書きにする」を選択するだけ。

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これでとりあえずの縦書きにはなります。

もう一歩進めて「ページサイズで表示」を選択してみます。すると、ずらずらと続くテキストにページの区切りが生まれます。組版の状態に近づくわけですね。

ここで、ページレイアウトの数字をいじると、ページ辺りの文字数や行数をコントロールできます。

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※こんな感じに
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縦書きのPDFファイル

ここまで来れば、これをPDFファイルで確認してみたくなってきます。

しかし、「iTextPress」の保存形式にはPDFがありません。

そういう時は、「ファイル」→「プリント」を使いましょう。これでPDFファイルが作成されます。ただしページの方向がちょこっと変です。

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※左下のPDFボタンをクリック

なので、このPDFをプレビューで開き、ページを全て選択して右方向に回転させます(command + r)。

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これでばっちりです。

さいごに

こうして作成したPDFをiPadに送信して、原稿の読み直しをしました。

たぶん、Mac版のWordを使うともっと簡単なんでしょうが、持っていないのでどうしようもありません。ツールと工夫の組み合わせで乗り越えました。
※あるいはLaTeXを導入したほうがいいのかもしれません。

次回は、iPadでの原稿の読み直しについて紹介します。

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Rashita
物書きをやっております。実用書から小説までなんでもござれのハイブリッド物書きです。 ライフハックや仕事術、知的生産などに興味があります。

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