さて、〈今日のノート〉をアナログのノート帳にした場合はやっかいな問題は生じません。毎日新しいページに日付を振っていけばいいだけです。「置き場所」に困るようなことは、あまり生じないでしょう。 一方で、デジタルツールで〈今日…
レッスン2.5:もう一度〈今日のノート〉を作る
さて、前回のレッスンから一週間が経ちました。どうでしょうか。〈今日のノート〉作りは順調でしょうか。 順調な人はそのまま続けてください。このレッスンはそうでない人のためのものです。 〈今日のノート〉を作ること まず確認しま…
「今日のノート」に書くsomething
〈今日のノート〉には、「これは覚えておきたいな、忘れたくないな」というものを書きます。 たとえばそれは、「今日はあれとこれとそれをやらないとな〜」といった大振りな「やること」の場合もありますし、「夕方から買い出しに言って…
レッスン2:〈今日のノート〉を作る
さて、「自分のノート」を決めたら、手始めに〈今日のノート〉から取りかかってみましょう。名前の通り、今日の事柄について書き留めていくノートです。ごく簡単なやり方ですが、多くの物事の基盤となるノートでもあります。 その〈今日…
(補足)MacOSの「テキストエディット」について
テキストエディットを使うときの注意 MacOSに標準でインストールされている「テキストエディット.app」(英語表記はTextEdit.app)は、テキストファイルを扱えるアプリで、標準のプレーンテキストと、装飾可能なリ…
「自分のノート」選びのヒント
前回:「自分のシステム」を作るレッスンその1 どんなツールを「自分のノート」にしてもいいのですが、あまりに選択肢が多いと逆に困ってしまうので、簡単なガイドを書いておきます。 大学ノート もっとシンプルで、手に入りやすく、…
「自分のシステム」を作るレッスンその1
「うまくやっていける」ようにするための道具 皆さんは、これからたくさんの物事(things)を処理し、うまくやっていくことが求められます。あるいは、求められていなくても、そのようにしたいという欲求があるかもしれません。 …
データがファイルであり、自分がそれを扱えることの自由さ
Obsidianはデジタルノートツールですが、他のツールとは違ってデータをローカルに保存します。他のツールは、クラウドに保存し、しかもそれがどんな形式になっているのかはユーザーにはわかりませんし、わかったとしても「手を出…
Outputter for Twitterが最強のメモツールになるかもしれない件について
Twitter投稿専用アプリである「Outputter for Twitter」は、僕のようなTwitterに投稿せずにはいられないような人間にとっては、極めて便利なツールである。なにせ投稿はできるのだが、タイムラインが…
凡夫は魔法のようなものに憧れる
我が手にあるのは、飛び抜けた才能など持ち合わせていないという自覚のみである凡夫は、そうであるがゆえに魔法のようなものに憧れる。 結果を望みさえすれば、それをそのまま手にできる魔法のような力を。 しかし、そうした力を持ち合…
楽化主義としての仕事を楽しむこと
「仕事を楽しむ」 すばらしい目標だ。今すぐ取り組みたい。ではどうすればいいか。安直なのは「楽しいことを仕事にすること」だろう。 もちろん、袋小路である。 「楽しい」は絶対的ではない 何かをやっていて楽しいと感じることがあ…
変わりゆく変わらない世界の中で
世界はそこにあり、しかし世界はそこにはない。 私たちを取り巻くのは、物質であり、分子の集合であり、その分子を構成する原子やらなんやらの集合である。そして、そうした集合を世界だと捉える私たちがある。原子の集合である私たちが…
中間管理職としての「私」の量子性
あなたは誰だろうか。むろん「hogehogeです」という名前をもって返答があるだろう。こうした固有の名前でなくても、そうして返答する存在は、デカルトが基盤とした意識や自己といったものに近しいことは容易に推測がつくる。「私…
その場所ちょっとどいてください
「自分の方法」で良い、を肯定するのはいかにも簡単そうに思える。なにせそこにある方法を肯定すればいいのだ。しかし、そう簡単にはいかない。 世の中には、たくさんのキラキラする「他人の方法」がある。他人の芝生は青い。SNSが活…
流通するノウハウの偏りとノウハウのストーリーについて
人はそれぞれに違う存在であり、しかし共通点もある。それは人類種という大きな枠組みの共通点だけでなく、ある種の傾向を同じくする人たちという共通点でもある。 世の中には、こだわりが強すぎてやりすぎてしまう人たちがいる。 世の…