予見された矢はもっとゆっくり飛んでくる テクノロジーの進歩によって、ある国Aの人が他の国BやCの情報を大量に得ることができるようになった。その国のことを本当には理解していないのに、理解した気になってしまうほど、人々は日々…
タグ: 情報摂取の作法
ブラウザ拡張「ゴシップサイトブロッカー」
Firefox版 Chrome版 導入すると、Googleの検索結果に「このページをブロックする」の表示が追加される。 それをクリックすると、ブロックの仕方が選べる。 まず「このページだけ」か「ドメイン全体か」の選択が可…
炎上者には近づかない
炎上芸を繰り広げるのは、個人の自由なので、それを抑制することはできない。 しかし、考えてみると、そういう人間に近づかない方が良い点がいくつかある。 まず第一に、まともな企業ならば、そういう人間にスポンサードしないはずであ…
身銭を切って本を買う
『知的生活の方法』に以下のような記述がある。 若いうちは金がないから、図書館を上手に使うことは重要な技術である。しかし収入が少ないら少ないなりに、自分の周囲を、身銭を切った本で徐々に取り囲むように心がけてゆくことは、知的…
good-bye ダッシュボード
Scrapboxの公開プロジェクトを作り始めたときは、結構アクセス数を気にしていた。 Most Popularでソートし、 一番トップのview数なんかを確認して、「おぉ、ちょっと読まれている」などと感情を動かしていた。…
付け焼き刃
一見切れそうに見えるが、実際は切れない刀を意味する表現。切れ味の悪い刀に、鋼の焼き刀をつけたことに由来する。転じて、その場しのぎのために、一時的に知識などを覚えることを意味する語として用いられる。 付け焼き刃とは …
情報の真偽を見極める力とその口伝
朽木誠一郎さんの『健康を食い物にするメディアたち』では、メディアに働く経済合理性を逆転させるために、つまり「売れるから正しくないものを作る」で「正しくないと作って売れない」な状況を作るために、私たち一人ひとりが̶…
情報の蛇口を絞り込む
目に入った情報に対する反応を、自意識はコントロールできない。 悲しくなるものは悲しくなるし、苦しくなるものは苦しくなる。 怒りに燃えるものは怒りに燃えるし、癒されるものは癒される。 多少抑え込んだり、別のことに注意を切り…
言説スタイルという武器の選択
「これで世間に議論が起きたからいいんです」 という言葉をたまに見かける。だいたいは、極端な言説がお得意の方が、炎上騒ぎになったときに持ち出す言葉だ。 たしかに社会に問題があり、しかしその問題が埋没されてしまう状況に比べれ…
情報摂取の体制2017 -WEB編-
今のところ、私のWebでの情報摂取は以下のような形になっています。 まずニュースサイトや好きなブログのRSSをFeedlyに登録。朝一番にiPhoneのアプリでそれらのフィードを確認し、気になったものを「お気に入り」に。…
つんどく上等宣言
ここに「つんどく上等」を高らかに宣言する。 「つんどく上等」とは、買った本が積みっぱなしになっていても、気にしないでおこう、などといった軟弱な姿勢ではない。それはむしろ、つんどくをより積極的に肯定していこうという力強い姿…
「役に立たない本は読まない」という指針
一つの指針ではあるでしょう。人生は有限で、書物は膨大にあるのですから、何かしらの線引きは必要となります。でもって、「役に立たない」本を切り捨てるのは、有用で実際的な指針にすら思えます。 何か問題があるとすれば、その「役に…
腰を据えて本を読むこと
昨日発売された村上春樹さんの新刊を買って読んだ。朝10時から夜の11時までという、言葉通り一日仕事だった。なにせ500ページを超える本を二冊である。これはなかなかタフだ。それでも、一面に豊かに実った稲を収穫し終えたような…
毎度好例
フリーランスの特権をフル活用です。はい。 では、また。
ゆっくりさをゆっくり取り戻す あるいは時間感覚の調律
自分の時間の感覚がちょっと変になってるんじゃないか、と思う出来事がありました。 成果や達成をはかる時間軸が歪んでいる気がするのです。そろそろ、ゆっくりを取り戻すタイミングなのかもしれません。 セルパブ本の流れ 2016年…