## 2013年・2014年 ## * 自尊心を傷つけて開けた穴には、教えも諭しも入り込まない。 * 急な曲がりの先は見通しが悪い。 * どうしようかな、が、どうすればいいんだろうに変わり始めると注意のサイン。 * 「当たり前」と思っていることは、ボンヤリとしか見えていないことが多い。 * 変えたいものは、変わりにくいもので、変えたくないものは、変わりやすいものであることは忘れてはいけない。 * 目標は変わってもいい。ただ、姿勢はなるべく維持していたい。 * 単純化するのが問題なのではなく、それをしたことに気がつかないのが問題だ。 * 基本はシンプルに、応用は多様性を持って。これを逆にしてはいけない。 * 真実は一つかもしれないが、正解は問題の数だけある。それに正解に至る道も山ほどある。 * 強い表現であればあるほど、間引いて聞いた方が良いかもしれない * 一手間の積み重ねが、評価を変える。 * 何かを考える時は、徹底的に考え抜くか、ほとんど何も考えないかのどちらかでよい。 * 不完全なものを、完全を目指して積み重ねて行く。 * 極端過ぎれば困るものも、まったく無くなるとそれはそれで困るようになる。 * 重要でなさそうな事柄が、案外重要だったりする。 * ネーミングは理解を助け、同時に無理解をも容易にする。 * 重要なことに注力するのは良い。問題は何が重要なことなのかをどうやって見極めるかだ。 * 空っぽの頭なら、好奇心と素朴な疑問をたっぷり詰め込める。ただし、当たり前と批判のための批判が詰まってしまうこともある。 * 選択肢は多すぎても、少なすぎても困る。 * 制約は重力のようなもの。無ければ地に足が付かないし、ありすぎれば身動きがとれなくなる。 * 正しいことと面白いことは同じであるとは限らない。良いにせよ、悪いにせよ。 * 過去をうまく見る人が、未来もうまく見られるとは限らない。 * 自らが求めているものを明らかにすること。たぶん、それがスタートになる。 * 「確かなものは何もない」ほど確かなことはない。 * 視野が狭いと得することはほとんどないが、それに気がつないで済む。 * 乱暴に掬い上げると、形が崩れてしまうものもある。メッセージも同様。 * 過剰は、情熱によるものと、思考停止によるものがある。 * 問題解決はケーキに似ている。誤った方向からナイフを入れてしまうと、非常に食べにくい。 * 0とほとんど0の違いは、繰り返し加算してみないと実感できない。 * 余裕は次なる余裕を生み出し、切迫は新たなる切迫を呼び込む。 * 視覚的容易さは理解を補助してくれるが、代わりに理解まではしてくれない。 * 結果はどうあれ、粘りや足掻きは何かを残す。 * 強い確信を持ったら、まず知識不足の可能性を疑った方がよい。 * 大切なものは目に見えないことが多いので、それを失っている最中には気がつきにくい。 * 恐れるべきは失敗ではなく、誤った手段によるたまたまの成功である。 * 過去は二度と訪れないが、何度も味わうことができる。 * 克己には、際限がない。 * 賭けるというのは、負ける可能性をも受け入れる、ということ。 * 見上げればキリがないし、地面はいつまでたっても地面だ。適度な視点の高さ、というのがあるのだろう。 * コントロールしえないものぬ抗っても、無力感しか得られない。 * 確実に言えることだけを探していると、だんだん何も言えなくなってくる。 * 鋭い直感と単なる思いつきの差は、経験の差である。 * 自分の確信を他人に押しつけなくても済むのならば、その人は強いと言えるだろう。 * 理論とは地続きな地面を一歩一歩進んでいくものだ。ゆえに安定感があるし、大いなる飛躍は失われやすい。 * やたらと声がデカい人が一人いるだけで、わりとブレストは台無しになる。 * アイデア多き人は、全体像から「部品」を取り出す。そして、それを活用する。 今日の一言’夢を目標にして、現実からスタートする。 * 思いもよらぬ答えは、案外良い答え * 結果から原因が見いだされる。 * 床が早く動くと、自分の足が速くなったような気がしてしまう。 * 成功者を褒め称えると、失敗するのが怖くなる。 * 妥協的安易さは、行き詰まりへの近道。 * まっすぐには決してたどり着けない場所がある。 * 複雑で不透明な世界では、声の大きい人が利益を手にする。 * 自分で積み上げたものの上にしかバランス良く立てない。 * リスクを取り始めると、差異が生まれる。 * ライオンから知略を、狐から威圧を学ぼうとしてはいけない。 * 確信は強い力を生む。その確信が正しいのかどうかに関係なく。 * 改善は、認識から始まる。 * 心の余裕がなくなると、一緒にいろんなものがなくなっていく。 * 「目的」はあまりに甘美で、人はそれに酔いしれる。 * 利他的な行為を自利的な目的で行うこともできてしまう。 * 土台が安定していれば、他人をのせることができる。 * 大きすぎるブーメランは、自分で投げてもつかめない。 * 既知なる機知をきちんと伝える。 * 「続けること」はそれ自体に意味があるのではなく、一回でもその行動を増やすことに意味がある。 * 主観を通せば、道理が曲がる。 * こだわりと視野の狭さは区別しにくい。特に本人にとっては。 * 「これさえやれば成功する」は「これしか成功の方法がない」わけではない。 * 「自分はどうなのか?」をまず考えるようにすると、口数は減る。 * どうしようもないことは、基本どうしようもない。 * 水滴で石を穿つには、石を動かしてはいけない。 * がんばれば、限界の線は越えられる。問題は、それに慣れると本当に越えてはいけない線まで越えてしまうことだ。 * 旗は揚げたら、立てること。 * 解決するつもりのない問題は、解決されない。 * 批判にこそ、教養が現れる。 * いろいろな理屈を知れば知るほど、言い訳を思いつくのがうまくなる。 * 孤独であるからこそ、つながることができる。 * 満足も不満足も、後悔ですら、心の中にしかない。 * 当たり前のことを、当たり前じゃないようにやる。 * 細くとも、尖っていないと、刺さらない。 * 言うは易く、言うだけは安い。 * 後ろを振り返るときは、立ち止まった方がよい。 * 地図を広げて、風景を見ず。 * 満足を目指すと、不満足から抜け出せなくなる。 * 術(すべ)を知り、腕を磨く。 * 火事場で人を評価しないほうがよいかもしれない。 * 人生は問題かもしれないが、その解は一つではない。 * 気を配るには、目を配る。 * 言葉の使い方が曖昧だと、思考もそれに準じてしまう。 * 教えるのが簡単、と思っている人は、相手が理解しているかどうかを気にしていない場合が多い。 * パターンと差異。この二つに注目する。 * 原則とは、原則であり、原則でしかない。 * なんにでも線を引いて分けたがるのは、脳の悪い癖である。 * 転けた人を笑わない。 * 揺るぎないものは、一度揺らしてみることで確認できる。 * 期待されて力を発揮する人は、他人に期待するとき十分に注意した方がよい。大きすぎる期待は、時に人を押しつぶす。 * 評価は行為に依る。行為は思考に由来する。 * どこかでエイッと踏み切るからこそ助走である。 * 鍛冶屋は、弱すぎも強すぎもしないインパクトで鉄を鍛える。 * 袋小路にぶつかるのは幸いなことだ。少なくともそこから引き返す決断ができる。 * まだ行けるな、は本当にそうか一度疑念を挟んだほうが良いかもしれない。 * もちろんボールは、誰かに向けて投げるためにある。 * 目的さえ忘れなければ、「型」は便利である。 * 自分の解釈を保持しながらも 、他の解釈の可能性も保持できるのが望ましい。 * 見ているけども、観察してない。思い浮かべているけども、思考していない、ということはよくある。 * 飾って美しい剣が、実戦で役立つとは限らない。 * 思考様式を取り違えると、間違った「正しい」答えが導かれる。 * 答えを渡せば、考える機会を奪う。 * 鵜呑みにすると、消化が悪い。 * 救いになるものが、掬いになることもある。 * 木を見て、森を知ったつもりになってはいけない。 * それはいくらでも見つけられるので、何かに対する反証を探していると、行動する機会を失う。 * ノートは、姿見ならぬ、心見である。 * 同じ湯につかり続ければ、やがてぬるくなる。 * 売りたいものがわからなければ、買いたい人も出てこない。 * 書き始める前の本には無限の可能性がある。書き手はそれを削り、尖らせてゆく。 * 問題解決の最初の一歩は、解決できる形に問題を変換すること。 * 肩に力が入っていると、うまく力が使えない。 * 希望は、未来方向に対して抱くもの。 * 布石を打つこともできるし、打たれた石を布石にすることもできる。 * 関心がなければ、発見もない。 * 「やってみなけば、わからない」ということだけが、やってみる前にわかることである。 * 状況を確認する前に、戦術を決めてはいけない。 * 価値を計る物差しと、その物差しを確かめる物差しを持つ。 * 他の人と違う場所を、他の人と同じ視線で見つめること。 * 記録を付ければ、気を付けられる。気を付ければ、気がつける。 * 行動という素材を組み合わせて、結果という現象を錬成する。 * 大きな声は、時にまともな判断を吹き飛ばしてしまう。 * 素晴らしい力なら、一点に集中させて偉大な結果を生み出せる。あまり素晴らしくない力でも、集中させればそれなりの結果を生み出せる。 * あまりにも遠くにあるものは、動いていても気がつかない。 * 巨人の肩の上に立ったとき、はじめてその高さが理解できる。 * イメージが行動に先行し、行動が新たなイメージの源泉になる。 * 射程を伸ばすだけでなく、命中率もあげておきたい。 * 想像力のつばさは、思い込みの重力に抗う力を与えてくれる。 * かるいものほど、よく飛ぶ。 * こだわりは、怠惰にすり替わるので要注意。 * 「価値がない」と思ったら、本当に価値が無くなってしまうものがある。 * はじめから否定するのではなく、「仮にそうだとしたら、どうなるか」を真摯に考えてみること。 * たいていの理屈は感情を正当化するために使われる。 * 知性が眠りについたとき、もうじゅうがその目を覚ます。 * 瞬間的な説得力の刃は浅い。 * 目をつむればどんな道でも怖くない。しかし、それを勇気とは呼ばない。 * 冷静になるのは難しいが、それだけの価値がある。 * 旗を立てれば同士が集まり、標的にされやすくもなる。 今日の一言;轍は道にもなり、溝にもなる。 * 利するを律する。 * プロゴルファーの自伝を読んでも、ゴルフはうまくならない。 * 解けそうな問題ばかりに取り組んでいると、解ける問題の幅はなかなか広がらない。 * 他人の思い込みの扉を開くためには、まず自分がその扉を開ける必要がある。 * 人は正義に酔い、その酔いを維持するために正義を振りかざし続ける。 * 自分の弱さを受け入れるには、ある程度の強さが必要である。 * 忘れることと、無かったことにすることは、違う。 * 答えを与える前に、別の質問を与えるとよい。 * 「意味」を添付できるのは、人間だけである。 * 内省には、自覚が欠かせない。 * 傲慢すぎると鼻につくが、謙虚すぎると目につかない。 * 満たすものがないと、伝わらない。 * 想像力が息できる場所を作る。 * 案ずるのが、産むのを難しくする。 * 「何が起こるか分からない」を真に受け入れれば、慢心だけでなく絶望も消え去る。 * 手間に注目しすぎると、価値を見失いかねない。 * 追うものは、負うもの。 * 極端なものは目につきやすが、それが代表とは限らない。 * 価値について考えるなら、「誰にとっての」を忘れないようにする。 * 上質の創造が困難な作業なら、それと同等の批判も同じく困難なはずである。 * それがなんであれ、何かを信じることが物事の始まりになる。 * 目立つ何かを見つけたら、それに隠れているものを探す。 今日の一言 :すぐれた役を探す前に、うまく演じられるようになることだ。 * 何であれ、何かの機会である。 * 「絶対に自分は間違っていない」というのも一種の自信だが、「間違っているかもしれないが、修正できる」もれっきとした自信である。 * 無駄なもの探しには終わりがない。唯一それが無駄だと気がつくまで。 * 嘘も100回言えば本当になるだろう。少なくとも、その当人にとっては。 * 安全確認は、安全ではないかもしれない、という前提から始めなければ意味がない。 * 記録することは、脳を広げることであり、繋げることでもある。 * 進んでいるのか、引っ張られているのかは案外区別がつかないものである。 * 読まれていても、届いていないことはよくある。 * 未開のジャングルは、それが未開であるがゆえに探検する価値を持つ。 * 知らない状態よりも、知ったつもりの状態のほうが、はるかに危ない。 * 変化がなければ、評価に追いつかれる。 * 最上の結果を目指しながら、最悪の結果に備えられるかどうか。 * 固定化した「らしさ」は、簡単に呪縛になる。 * 不完全さが問題なのではなく、それに完全さを求めることが問題だ * カードが2枚あれば、役が作れる。 * 死角は消せなくても、その存在を知ることはできる。 * 見たくないものほど、見なければならないものであったりする。 * 意外なものは、意外な所から見つかる。 * 推敲は、ヤスリがけのようなものである。 * 外の世界はいつだって面倒なものだが、それだけの価値はある。 * スピードがつきすぎると、誰にも止められなくなる。どこかにぶつかるまで。 * 集注力とは、集注力でもある。 * 憂いあれば、次に備えよ。 * 積み重ねを省略すれば、スカスカな階段にしかならない。 * 階段を一段上ろうとしたときほど転けやすい。 * 確信は壁を作り出す。 * やわらかく受け取れば、投げ返すことができる。かたいままだと、打ちあうしかない。 * 制約という圧力が、想像力のチューブを押す。 * ツールを変えることは、習慣を変えることにつながる。 * ペンは剣よりも強い。消えない傷を心に刻むことだってできるのだ。 * 一度越えてしまえば、境界線はその機能を失う。 * アイデアとは、ありもしなかった線をつなぐこと。 * 交渉ごとは、相手の望みがわかってきたあたりから、面白くなってくる。 * 先手を打つには、先を見る必要がある。 * 無駄を削れば、含みも削れる。 * 相手が知っていること。それが扉を開くカギの一つ。 * 違う場所に立てば、違う風景が楽しめる。 * 余力は、与力になりうる。 * 滑稽をあざ笑う声は、アイデアを遠ざけてしまう。 * 小さいステップであれば、軌道修正しやすい。 * 自分がワクワクするような、問いの立て方を持つこと。 * 他人の長所は良く見える。 * 小さい違いは、それが積み重なった時にだけ大きな違いになる。 * 良いところに焦点を合わせたら、悪いところはぼやけてくる。逆も然り。 * いま教えたいことが、すぐ知りたいこととイコールとは限らない。 * 消化するためには、かみ砕く必要がある。 * 身に染みるようなことは、じわじわとしか浸透しない。 * ノウハウは読んだだけでは、会得できない。このツイートも。 * 何について考えるのかを、まず考えなければならない時もある。 * 人は、自分で考えていると思っているほどには考えていないし、感じていると思っている以上のことを感じている。 * 橋を架けるなら、できるだけ遠く異なった場所をつなげたい。 * 希少性という点で言えば、現代において「何もしない時間」はたいへん貴重である。 * 物が多いことと散らかっていることはイコールではない。しかし、維持するコストの大きさから自然に近づいていく。 * 閉じた世界であればあるほど、完璧な理屈を整えられる。 * 考えるために知る人と、考えなくて済むように知る人がいる。 * 健全な懐疑がセットになっていないと、知識はどこかでその歩みを止めてしまう。 * 人生は常に前に進んでいくものだから、意識的に自分の足を止めてみることも必要。 * 機能的な嘘は、もちろん真実と似た姿をしている。 * 風に流されないためには、しっかりした足腰が必要だ。 * 3つ軸があって、ようやく立体的になる。 * 聞き取りにくいものを聞きたければ、静寂に身を浸すのが一番だ。 * 成長にちょっとした背伸びは必要だが、自分以外の人になろうとしても徒労に終わる。 * 言葉にだけ注目しすぎると、言葉にされないものを見失うかもしれない。 * 欲を受け入れ、強欲を抑える。 * 指標を、目的そのもの取り違えてはいけない。 * 言葉少なく、多くを語る。 * 思弁は、熟慮を通して花ひらく。 * 引き出しは、開くのではなく、開けられるものだ。 * 答えを別の問いに変換できるなら、グルグルとループを回していける。 * どんなゲームなのかを見極めないと、有効なテクニックは見えてこない。 * 制約がなければ、アイデアの必要性もない。 * ゴールへの最短距離は、急な上り坂、であることが多い。 * 変化したければ、何かを変えることだ。 * リネームによる、リフレーミング。 * 発想のステップとして、あえて悪いアイデアを出す、という手もある。 * 規模が変わると、問題の性質が変わるものもある。 * 自分の間違えを認められないという間違えによって、傷は大きく広がっていく。 * 闇の暗さを知らない人は、掲げるたいまつが影を濃くしていることに気がつかない。 * 意味づけは、創造である。 * 相手の質問は、相手の聞きたいことを直接表現しているとは限らない。 * 「期待通りの仕事」は、期待する人依存である。 * 読むにしろ、書くにしろ、自分のペースで進められるのが何よりありがたい。 * 留まる水は濁るが、激しすぎる流れも濁る。 * 世界が不条理だからこそ、自分の中に条理を持つ。 * 誰かが開けた宝箱には、何も入っていない。 * 価値をはかる物差しが増えれば、「無駄」なものは減る。 * 「あきらめる」から「あらためる」へ * 試すことを試す。 * 新しいものは事前に理解されることはなく、事後には完璧な説明が付いてくる。 * 完全なる自由は得られなくても、何に束縛されるかを選ぶことはできるかもしれない。 * 変化しうるということは、良くなるかもしれないし、悪くなるかもしれないということだ。 * できるだけ、ありかなしかではなく、複数の選択肢を検討すること。 * 大きな土台を作るのも、小さな積み重ねでしかない。 * 素直な学びとは、いつでも開かれた門のようなものだ。しかし、入国審査は必要である。 * 自転車のように、考え続けることで保てるものがある。 * 空白は、作られるものであり、意識されるものでもある。 * コントラストを強調すると、間の色合いが消えてしまう。 * 「自分のことを考える」は一通りだが、「相手のことを考えるは」はいくらでもバリエーションがある。 * 大きい視点では誤差であっても、小さい視点では確かな違いである。 * 他人をバカにするためにしか使われないなら、それはたぶん教養ではない。 * 批判的精神からの批判もあれば、盲信を守り続けるための批判もある。 * 多様性は、時に煩わしく、常に豊かである。 * 転がさなければ、雪玉は大きくならない。 * 場を持つこと。それも複数持つこと。 * 二つの相反する要素を扱うとき、手を抜けば妥協となり、そうでなければ融合となる。 * 今日こそは、と思うと逆に行動しにくくなる。 * 心配事の8割は起きないかもしれないが、深刻なトラブルは心配事の外に発生する。 * 書くためには、鏡を見つめる必要がある。 * 鍵は扉を開けることもできるし、閉めることもできる。 * 上を向く、下を向く、左を、右を、前を、後ろを。ともかく視点を動かしてみること。 * 掘り続けていれば、何かを発掘するか、違う場所へつながるトンネルができる。こともある。 * 目に見えないものが大切だからこそ、必死でそれに形を与えようとする。 * よく読み、よく読み直し、よく書き、よく書き直す。 * 切羽が詰まれば、呼吸も詰まる。 * 始めるときはなるべく広く、終わりに向かうときはできるだけ狭く。 * 真逆に見える道が、唯一正しい道の場合もある。 * とらわれないためには、とらわれないことにもとらわれてはいけない。 * 「何のために」「何をするのか」は、切り離して考えない方がよいかもしれない。 * 足りない部分を、欠点とみるか、クリエイティブの制約とみるか、ドーナツの穴とみるか。 * まったくの0と、1と-1が相殺し合って一見0にみえるのとは、やっぱり違う。 * どんな本からでも、何かしらの教訓は得られる。 * 意味がなければ、そこに意味を書き足せる。 * 悪貨を駆逐するよりも、良貨の流れをスムーズにする。 * どうしても、長さが必要な表現もある。 * 曲がった穴には、まっすぐな棒は刺さらない。 * 面倒くささは、放置するほど、頭の中で肥大化していく。 * 気むずかしい顔は、人も、良いアイデアも遠ざけていく。 * このまま徐々に大きくしていったら、という線形が成り立たなくなる地点がある。 * 時間が経たないと、価値が見えないものもある。 * 他人に肩代わりしてもらったら、自分で考えたことにはならない。 * 木をみて森を思い、森に入りては木を探す。 * 確かな輝きは、闇を覗いてもなお光を発する。 * 思考が言葉を導き出すが、言葉が思考を定義してしまうこともある。それも、よくある。 * できるだけイエスと答える可能性を探りながら、ノーとしか言えないならノーと言う。 * ツイッターを見たくて見たくて仕方ないのなら、たぶん別のものを見た方がよいタイミングだ。 * 冷笑は、新しい価値を生み出さない。 * すぐにはそれとわからないものが優れたデザインであるならば、きっと優しさも似たようなものだろう。 * ピースが大きかろうが小さかろうが、それがはまる場所があればそれでいい。 * 教えは素直に請うべし。 * 何度言っても伝わらないなら、言い方を変えるタイミングだ。 * 普段触れるものに気を遣うこと。 * 実際に手を出さなければ、手応えは得られない。 * たいていの土台は、普段は目に見えないものだ。 * どうしても解決方法が見あたらないなら、問題を新しく捉えなおすことだ。 * 長期間気になっていることがあるなら、今から5分だけやってみるか、あるいは「いつかやる」リストに追いやった方がいい。 * 例外には注目が集まり、原則は見過ごされる。 * 背伸びしたまま、歩くのは疲れる。 * 経験に学ぶということは、たとえ一部でもその責任を引き受けるということだ。 * 回り続ければバランスが取れる。 * まっすぐなものは、まがったものがあるから、それと認識できる。 * 持てないものを持とうとしても、捨てられないものを捨てようとしても、疲れるだけである。 * 「ありがとう」は、感謝と承認の表明である。 * アイデアはまだ誰も見つけていないものだから、最初は冗談のように見える。 * 蓄積されたインプットは、アウトプットの道具となる。 * 躓いた石が、ダイヤの原石だということもある。 * 読むことも、書くことも自分のペースでできる行為だ。 * 緩んだネジを締め忘れると、手間に見合わぬコストになる。 * 手をつなぐには、手を伸ばす必要がある。 * アイデア探しとは、目を瞑って掃除機をかけるようなものだ。どこにあるかはわからないが、吸い込んだらそれとわかる。 * 決めつけは、工夫を阻害する。 * 面白がる人がいて、面白いものが見出される。 * 馴染みのものには引力がある。 * 検索は、一種の探索だ。 * やることがわからなくなったときに、参照できるものを持っておくこと。 * 強すぎる力で引っ張り続けると、やがて何かが壊れてしまう。 * 自分には思い込みなんてない、というのが一番の思い込みである。 * 考えに詰まったら、言い換えるようにしてみる。 * 面白さを見出すにも、力が必要。 * アイデアは好奇心と共にある。 * 「書きたいことを書けばいい」は、「書きたいことを書きたいまま書けばいい」とは違う。 * シンプルに見えるものが、シンプルであるとは限らない。 * 何かの評価を下すとき、あなた自身も評価に晒されることになる。 * 走っている人と、転けた人に対するアドバイスは異なる。 * 状況が変わったら、行動も変える。 * 一番遠回りな道でしか、近づけない場所もある。 * 物が持てなくなってきたら、もっと持とうとするのではなく、何かを手放すこと。 * 多様性の中でこそ、保てるバランスがある。 * 状況が混沌としているからこそ、行うことはシンプルにする。 * どうしたって逃げられないと気づいた場所が、スタート地点。 * ノイズは邪魔だが、それがノイズだというジャッジメントが正しいかどうかはアップデートの必要がある。 * 多様性が、個の総和をより高める。 * 小さな言葉でも、繰り返せばボディーブローのような効果がある。 * 失敗から学ぶためには、まず失敗したことを認めなければならない。 * 善を成すには、悪について知っておいた方がよい。 * インスピレーションの源は、現場にある。 * 続けることは素晴らしいが、やめないことは美徳ではない。 * 「感じるもの」は、動的である。 * 戦略の知識は、状況判断ができて初めて活きる。 * コントロールを手放すことが、マネジメントになる場合もある。 * リズムは惹きつけ、うねりは飲み込む。 * 深く掘るには、時間がかかる。 * 変化を嫌えば、停滞が始まる。拘りがなければ、ただ流される。 * 大きいカゴを持つと、たくさん入れたくなる。 * 制約は、問題を必要以上に複雑にしない機能がある。 * 息を止めないとできないことは、続けられない。 * 抱える問題は、観点的であるほど恐怖を呼びやすく、具体的な課題に落とし込むほど動機につながりやすくなる。 * 小さな違いは気がつかない。中ぐらいの違いはすぐに気がつく。大きすぎる違いは、比較しないので、やっぱり気がつかない。 * 鍵を持てば、閉じることも開くこともできるようになる。 * 変化の先触れは、自覚である。 * 大きな変化を一気に起こすには、大きな力が必要で、その反動も大きくなる。 * 「ないこと」で被るデメリットはすぐに気がつくが、「ないこと」で得られるメリットはあまり見えない。 * 大きなものを見るためには、時間が必要である。 * 長いものに巻かれると、息苦しい。 * 知れば知るほど無知になる。 * 終焉の先触れは、多様性の減少。 * 適切な言い回しを探すことは、モンタージュの作成に似ている。 * 人は個性を抱えて生きていく。もちろん、投げ捨ててもかまわない。 * 群れは目立つが、目立つのは群れだ。 * 必要ないものほど、大声で必要性を叫ぶ。 * まぶしく感じたら、それはただの光だ。 * 方向を変えるときは、速度を落とす。 * じっくり考え、きっぱり行動する。 * 誤りを認める力がなければ、誤り続けることになる。 * 気負えば、体も重くなる。 * センスを磨くと、メッキが剥がれる。 * 手探りできるのは、手近な場所に限られる。 * 考え続けることでしか維持できないものもある。 * 価値を見出すのは、いつだって人間の仕事。 * 目標は見失いやすく、習慣は残りやすい。 * 良いな、と感じるアイデアを思いついたら、もっと良くするには?と考えてみる。 * 目標ではなく、成果に対する評価が実績の方向になる。 * 壮大すぎる計画は、いつまでたっても計画のまま。 * 無駄な部分がまったくなければ、伸びしろもない。 * 「こうかもしれない」という想像は、「こうではないかもしれない」という想像とセットで持つこと。 * 「いかに生きるか」は、「何に時間を使うのか」で具体化される。 * 共通の土台がない多様化は、単なる細分化とタコツボ化になりうる。 * 最上の出来と、最悪の結果を想像すること。そして、それらを共に抱えること。 * 書く、読む、書き直すが執筆のサイクル。 * きっかけがあれば、始めることは案外容易い。そこから続けることは、かなり難しい。ある程度続けると、今度は止められなくなる。 * リスクをとり、バランスもとる。 * 無いものを埋めようとするとき、生み出す力が生まれる。 * 比喩の限界を知ること。そして境界線に何があるのかを考えること。 * どうしてもこれは伝えたいという思いを持って書き始め、そんなことはつゆしらずという立場で読み返す。 * 領域をまたいだところに新しいものがうまれる。境界線ならよいが、壁だと厳しい。 * 「今の自分」を出発点にしないと、どうしたって間違った場所にたどり着く。 * まっすぐに見えるものは、たいてい作られている。 * 過去のモデルから立ち上げると、ときに現実が置き去りにされる。 * 抽象的に理解しないと、たとえはうまく使えない。 * トゲがあっては、キャッチボールできない。 * 最初は手を引かれ、次第に一人で歩み出し、やがて誰かの手を引くようになる。 * 贈り物は常にありがたいものとは限らないが、ありがたくない贈り物からしか得られないものもある。 * 信じられないことが起こりうると、信じられる力。 * 簡単に再現できるなら、それはもう奇蹟ではない。 * 時間はいつまで経っても足りないものなので、ある分でやりくりしていくしかない。 * 自由を得れば、連帯が減る。 * 才能があっても一流になれるかはわからないが、一流になれたのなら、何かしらの才能があった、ということだろう。 * どれだけ新しいものでも、最初は古いものさしで測られる。 * 新しいものは、やがて新しいものさしを作り出す。 * 誰しも旅立つための切符を持っている。ただし、その船がどこにつくのかは運次第だ。 * 言いたいことが多すぎると、なにも言えなくなる。 * 人はただ生きているだけで変化している。それを強めるか、弱めるか、という選択はあるだろう。 * 良い出来事を自分の実力のおかげ、悪い出来事を運のせいにし続けていると、人生は毎日ついていないように感じられる。 * 関心が薄れると、認識できる違いも薄れ、大ざっぱなレッテル貼りになる。 * 考え方を変えるなら、たとえを変えてみる。 * 得られた価値に注目するか、与えた価値に注目するか。 * とにかく、ちいさく、すばやくはじめる。 * 抜け道も、皆が利用すればメインロードになる。 * 先送り自体には問題はないが、なんとなくの先送りには問題がある。 * 自分の心に向き合うことと、自分の心に正直になることは、ちょっと違う。 * 続けることは維持することであり、足すことでもある。 * 「自分らしさ」は、過去を振り返ったときにだけ見えてくるものだ。 * 背負うものがなければ、軽く言葉を出せる。 * 価値の判断をゆっくりするようにすると、物事は平穏さを取り戻す。 * ノウハウが普及すれば、中身が問われる。 * ソウルジェムはじわじわ濁る。 * 飾られた言葉は、手に取りにくい。 * あなたは何にでもなろうとすることができる。でも、あなたがなれるのはあなただけだ。 * 風景の変化が少なければ、進んでいる実感も薄くなる。